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コロナウィルスの影響で保育園もコロナ前とコロナ後で変わったことがあります。
もちろんコロナも第一波とそれ以降では考え方がさらに変わってきました。
しかし、それでも2022年10月現在、コロナ前に完全に戻った。という保育園は少ないのではないでしょうか。
今回はコロナ前とコロナ後でここが変わった、という点をまとめてみました。
※自分の園や、知人の園での話が主になりますのでご容赦ください。
登園基準が少し厳しくなる
コロナ前も、基本的に発熱時はお休み。
園にいる時に発熱した場合はお迎えに来てもらっていましたが、目安となる体温が下がりました。
自分の園では、38度→37・5度に変わりました。
どうも近所の園でも同じようなかたちになった園が多いようです。
これは子どもの体調をより注意深くみるようになる、という点でいいことなのかもしれませんが、登園基準やお迎え要請基準の体温が下がったことで、親御さんの中から不満の声がでることもありました。
たしかに子どもによっては37.5度でも元気な子はたくさんいるので、親御さんとしては悩ましい所かもしれませんね。
保育園での検温回数が増える
園の規模、クラス、月齢にもよるでしょうが、1日の検温回数が増えました。
今までは1日1~2回だったクラスで2~3回になりました。
こちらも今まで以上に子どもの体調に目を光らせましょう、ということになりますね。
その指標とすべく、検温回数が増えたかたちになります。
「やることが増えたな」という感想が正直なところですが、より注意深くみましょう、という意識づけにもなっています。
また、検温は子どもだけではなく、保育者や園に出入りする人たちにもお願いするようになりました。
消毒箇所、回数が増える
子どもも大人もは手洗いをきちんとやる、という点はコロナ前と大きく変わりません。
大きく変わったのは物の消毒です。
今まで消毒を全くしてこなかったわけではないですが、子どもが消毒液を口にするリスク、細やかな消毒は子どもの免疫力を高めるためにかえってよくない、という観点から、平時は、そこまで徹底した消毒作業をしてきませんでした。
しかし、今では以前の倍以上消毒しています。
基本的に触れるもの全般的にしています。
園によってやる時間は異なるでしょうが、私の園ではお昼と夕方にやることが多いです。
また、消毒チェックリストを作成し、毎日記入保管しています。
行事の制限
2022年10月現在、少しずつ緩和されてきてますが、ピーク時は入園式、卒園式含め全て中止、やる場合でもかなりコンパクトになり、保護者の参加も原則一人まで、となっていました。
また、運動会や遠足など、たくさんの人が集まるような行事は基本回避されてきました。
しかし現在、私の属する自治体からは、行事は保育園生活での大切な役割を担っているという観点から、
「感染に考慮した工夫をしながら」
開催することを求められています。
現在各園とも行事自体の中止は減ってきたようですが、喚起やソーシャルディスタンス、時間や配置などを以前よりも考慮、苦慮しながら行事は進めています。
マスクの着用
これは保育者はほぼ義務のようになってきています。
代用としてフェイスガードを用いることもあります。
子どもには強制や義務はあまりないようないですが、幼児さんはつける子もチラホラ。
2022年10月現在、マスクに対する考え方は世間でも変わりつつありますね。
保育園でも賛否あります。
運動中や夏はむしろ熱中症の観点からつけないように変わるかもしれませんね。
ソーシャルディスタンス
乳児クラスでソーシャルディスタンスはなかなか難しいですが、幼児クラスでは意識して活動することも。
また、幼児クラスは食事の際は距離を取る場合もあるようです。
少人数制のクラスや園ではパネルを用いたり、対面での食事を極力避けるような席の配置をする場合もあります。
大人同士の場合では、例えば保護者との面談や客人対応の際は、ソーシャルディスタンスはもちろんのこと、パネルを用いたり、正面ではなく斜めに座ったりもします。
休憩時間の過ごし方
お話し好きの先生は多いですが、ピーク時は先生たちも黙食を求められ、ソーシャルも注意されました。
またパネルなどを活用し飛沫を防ぐこともあります。
正直、休憩時間でも、「なんか息抜きができないな」、と感じるような体制になりました。
まとめ
今回まとめて紹介したものはあくまで私が経験したものや見聞きしたもの、になります。
また、予防接種もすすみ、世の中の考え方も変わりつつあります。
あきらかに第一波の時とはだいぶ違う今日です。
しかし、それでもなかなかコロナ前に戻る、とはいかないようです。
園ではそれぞれ最善の策を取って開園していますが、行事などはもちろんのこと、大切な「ふれあい」は失わずに活動していきたいものです。