【現役保育士による】保育園にお子様を預ける際のただ1つのお願い

保育園

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今回は、

現役で保育士をしている自身が、

これから保育園を利用しようとしている方

子どもと毎日泣いて離れる方

へお願したい、たった1つのこと。

をお話しします。

保育園を利用するにあたっての「お願い」は様々ございます。

それらも当然お守りいただきたい、ご協力いただきたいことなのですが、

今回は1つだけ、ひょっとしたら盲点となっているかもしれないお子様への言葉がけについてのお願いです。

 

「頑張る」よりも「楽しむ」

それではさっそく、そのお願いです。

お子様と離れる時、「いってくるね」の際。

お子様には、

「保育園頑張ってね」

ではなく、

「保育園楽しんでね」

と言ってもらいたいのです。

 

言葉の意味の違いはすぐに分かると思います。

 

そんなに大きな違いでも、大きな事柄でもないだろう・・。

 

そう思われるかもしれません。

 

でも・・

「頑張ってね」ではなく「楽しんでね」と言って送り出してもらいたいのです。

 

理由

長時間過ごす生活の場だから

子どもは自分で選んで保育園に通っているわけではありません。

自分で目的・目標を持って選んで通うのだったら頑張らなけらばいけないこともあるでしょうが、残念ながらそうではありません。

大人は仕事をするとき、大半の人が「頑張る」でしょう。

それはお金の為だったり、社会人としての立場であったり、と理由がそこにあります。

しかし、

保育園に通う子どもは、なぜ保護者と離れて生活しなければいけないのか、理由を理解して即消化できる程大人びていません。

そんな中で「頑張って」は中々に厳しいのです。

保育園は子どもによっては生活の半分くらいの時間、子どもにとっての人生の半分くらいの時間を過ごす場所です。

つまり、う」というよりも「生活する」場なのです。

それを頑張り続ける、というのはきついことです。

なので、「頑張って」ではなく「楽しんで」と声掛けして送り出してもらいたいのです。

 

保育園は習い事の場とはちょっと違う

保育園は教育の場という側面もあります。

月齢毎に習得すべきことを「頑張って」習得することもあるでしょう。

でも、それらも家庭との連携により個々に進めていくもの。

遊びや生活の中で主体的に学習するのが理想的です。

習い事やお稽古は、特定の技術を習得するために「頑張る」必要はあるでしょうが、保育園はそれらの施設とはちょっと違うのです。

 

何かに「意欲」を持っている子には「頑張れ」で良い

保育園でかけっこを頑張るんだ!

跳び箱練習中なんだ!!

ひらがな勉強中なんだ!!!

保育園では〇〇をやってみたいんだ!!!!

と意欲的な子どもに対しては、「頑張って」と応援してあげて良いでしょう。

こういった子たちは既に保育園生活を楽しむ、ということはクリアしているので、各々の目標を達成できるように応援してあげるべきです。

 

頑張っている子どもはアッバレ

保育園は頑張る場所ではなく、楽しむ場所であってほしいですが、子どもたちが頑張っているのも事実です。

「頑張れ」が「楽しんで」に急に変わっても、いきなり切り替えることはできないでしょう。

声掛けは「楽しんで」が理想ですが、

頑張っている子どもにはアッパレの精神で構いません。

お仕事などから戻ってきた際にはたくさん抱きしめてあげてください。

 

まとめ

今回は、細かい話ではございますが、

現役で保育士をしている自分が日々感じている、たった1つのお願い。

「頑張って」

ではなく、

「楽しんで」

について、お話をしました。

 

頑張ることはいいことです。

でも、まだまだ子ども。

頑張り過ぎる必要はありません。

保育園という長く過ごす場所では頑張ることよりも楽しむことの方が大切です。

楽しむことが自然とできるようになれば、それは子どもの確かな成長でもあります。

 

保育園を利用する際、はじめの頃、お子さんたくさん泣くと思います。

頑張っているのです。

なので、肩の荷を下ろしてあげましょう。緊張をほぐしてあげましょう。

その為に、「楽しんで」といって送り出してもらいたいのです。

保育園、いや人生は頑張ることよりも楽しむことの方が大切なのですから。

 

 

 

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