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私は現役の保育士です。
子育ての現場で仕事をさせていただいて早14年。
今回は、保育の現場で「いいなあ~」と思った(てる)、とある「モノ」についてお話します。
今回のテーマは、
もっと癒しを・・
もっと落ち着きを・・
もっとぬくもりを・・
子育てをしながら、そんなことを求める方にむけた記事内容となっています。
のんびりと読んでいただけらば幸いです。
みなさん、「木育」(もくいく)という言葉聞いたことありますか?
なんとなく、目にした、耳にしたことがあるかもしれませんが、私は保育士になるまでは聞いたことがありませんでした。
木育とは、
子どもをはじめとするすべての人々が、『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取り組みのことです。
要するに、
木を通じて成長しましょう。
木の良さを感じましょう。
ということです。
保育の現場に立っていると、様々な木の製品、家具を目にします。
ひょっとしたら、日常生活では気づかなかったかも、という良さを感じます。
本日はそんな私なりの木の良さ、木育の大切さ、についてお話していきたいと思います。
特に、
子育てにストレスを感じている方
子どもと家具、に悩んでいる方
にはぴったりの内容です。
保育・子どものいる場所で木製家具をすすめる6つの理由
木製家具にはストレス緩和効果がある
木目、香りにリラックス効果があり、安らぎを与えます。
森林浴でも提唱されていますが、木の香りの主な成分である「フィトンチッド」には、身体的ストレスや精神的ストレスを下げる効果があります。
生活空間に木がある。それだけでストレス緩和効果があるのです。
木材は屋内の湿度調整作用がある
木材は、湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出するという、魔法のような調湿作用をもっています。
なので、建物の内装などに木材を用いることで、部屋の中の湿度を調節し、快適に過ごせるようになります。
じめじめ、かさかさ、に悩んでいる方にはぴったりですね。
断熱性に優れている
木材は、コンクリートに比べて高い断熱性を持っているため、屋内でも冷えにくいのです。
保育、子育ての現場では、屋内でも子どもたちはよく走ります。
なので、転倒防止のため靴下を脱いだりすることも多いでしょう。
その際に足や指などを冷えから防いでくれるのです。
衝撃吸収能力が高い
木材は樹木のパイプ状の細胞が連なってできており、大理石などに比べ2~3倍の衝撃吸収能力があります。
床や壁、家具などに木材を使用することは、子どもたちが活発に過ごす場所にて、衝撃を吸収してくれるので、とてもありがたいものになります。
目に優しい
あたたかくなるとやはり気になる紫外線。
この紫外線は、子どもの身体、特に目に悪い影響を与えることがあります。
しかし、木材から反射する光にはほとんど紫外線は含まれません。
つまり、木材は紫外線を吸収するのです。
紫外線の反射を抑えることにより、目に与える刺激も抑えることができます。
目に優しい木材は、子どもの健やかなる成長にも優しい、と言えるでしょう。
音をまろやかにする
木材には音をまろやかにする効果があります。
オーケストラなどのコンサート会場を思い出してください。
木のステージ、木の壁、木製会場をイメージするのでないでしょうか?
木材には音をやわらげる性質があります。
振動を吸収するのです。
結果、残響時間がコンクリートに比べて短くなります。
残響時間が長いと、次から次へと流れてくる音楽では、聴き心地がよろしくありません。
木材は、
”音の心地よさを感じられる”
という利点からオーケストラ会場でよく使われています。
我々の現場に落とし込んで考えてみましょう。
残響時間が短いと、言葉が聞きとりにくい、ということが減ります。
子どもたちがたくさんいて賑やかなのは大変喜ばしいことですが、「うるさい」というのは考えもの。
落ち着いた雰囲気で過ごすためにも、木材、は大変喜ばしい効果があります。
子どもにいいなあと思える木製家具4選
マガジンラック
保育士になり、保育の現場で働いて、「これいいよな~」と真っ先に感じたのがマガジンラックでした。
絵本の表紙が見える、ということで、子どもたちも、
取りやすく。
片づけやすく。
選びやすく。
なっています。
1つ(あるいは2つ3つ?)選んで、ニコニコ顔で「読んで」と持ってくる姿、格別な癒しです。
また、木製インテリアとしてもおすすめですね。
木製だとより優しくよりオシャレです。
本の配置を考えるのが楽しくなります。
イス(チェア)
大人用、家族全員、でももちろんいいのですが、子ども用の木のイスは大変魅力です。
おままごとをする際に使用するも良し!
普段の生活で使用するもよし!
また、子どもにとって、自分専用、自分愛用のものは、承認欲求を満たしてあげることにもつながります。
大変おすすめです。
個人的には、お友達と一緒に座れるベンチのような長イスも好きです。
ならんで座る姿がかわいくてたまらないです。
机(デスク)
家族用でも、おままごと用でもおすすめです。
おままごと用ではちゃぶだいのようなものもいいでしょう。
木のミニ机を使ってするおままごとは、見ているだけで、一気にぬくもりを感じます。
また子どもは、机にどこかぶつける、というのは日常的によく起こります。
先に述べた衝撃吸収の面からも推奨できますね。
おもちゃ
「家具」ではないですが、これはおすすめしたいです!
やはりおもちゃの中でも、木製は特に良さを感じます。
先のブログ内で、
【保育士がすすめる!】 知育玩具とは? 賢いおもちゃの選び方
いいおもちゃとは、
子どもたちが手で触り、持って遊べるおもちゃ
とお伝えしましたが、木製であれば尚いいです。
子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と木や森との関わりを主体的に考えられる、豊かな心を育むこともできます。
木に触れることでリラックス効果もあるので、子どものストレス解消にもぴったりです。
木にはたくさんの良さがあります。
子育ての現場で、子どもと過ごすにあたって大切にしたいです。
我々大人が積極的に、木、木材を通して子どもとふれあうことで、互いに優しく、あたたかい日常をおくれるようになるでしょう。