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保育士として、大人として子どもたちに伝えたい教えたい
言葉
大人になれば当たり前のように使っていながらも、
どこかないがしろにしがちでもある「言葉」。
本日は大切にしたい言葉。
こんな言葉がけがとても大事ですよ。
この言葉、子育てにおいてこういった効能がありますよ。
といったお話をしていきます。
人と人との関係は言葉がなくても通じ合うことがあります。
また、「背中で語る」 といったことも素晴らしいかもしれません。
しかし、言葉をつくすことで、
よりコミュニケーションも取れ、
より社会生活に潤いを与えてくれます。
また、言葉は個人差が大きいものですが、
こういった語りかけを繰り返すうちに、言葉を上手に習得できるようにもなるので、
言葉の遅れが気になる親御さんも是非積極的に教え、語りかけてみてください。
大切な言葉10選
ありがとう(感謝)
言葉は相手に気持ちを伝える素敵なもの。
感謝の気持ちを伝えられて気持ちを悪くする人はいないでしょう。
自分で言われて気持ちいいことを相手にも言ってあげる。
「ありがとう」は人間関係を円滑する素敵な言葉です。
お友達が嬉しいことをしてくれたら、助けてくれたら、
「ありがとう」はきちんと伝えられるようになりたいですね。
いただきます(感謝)
感謝の言葉が続きます。
”いただきます” の意味はできるだけ早い段階で教えたい言葉です。
ついつい形式だけになってしまう言葉ですが、
食事は、命を頂く、それによって我々は生きている。
また、作ってくれた人がいるから食べることができる。
そういった感謝の気持ちを込めて言葉にすると良いでしょう。
作ってくれた人への感謝、これは広くは食育にもつながりますね。
貸して(ください)(気持ちを伝える)
これも子どもにきちんと教えたい言葉です。
子どもはまだまだ社会性が乏しいです。
自分中心で生活しています。
そんな中必ず訪れる大きな壁。「物の貸し借り」です。
保育園でも毎日のようにお友達の使っていたおもちゃを取った取られた、使いたい使えない、
といったプチトラブルが起こります。
そこから、
叩いてしまったり、噛みついてしまったり、といったケガにつながるケースも出てきます。
「貸して」という言葉は周りの人に自分の気持ちを伝える大切な言葉です。
「貸して」という言葉を伝え、貸してもらえることで、
”お話で解決する” ということを学習します。
また、貸してもらえないこともあるんだ、という経験を通じて、
”我慢” を覚えることもできます。
おはようございます(挨拶)
おはようございます。 などの挨拶の言葉はお互いのやりとりが基本になります。
挨拶をしたら、挨拶を返す。
礼儀と言った意味も大事ですが、
お互いに言葉を交わす、というコミュニケーションにもなります。
また、それが当たり前になれば、
挨拶によって相手の心身の状態を自然と把握できるようにもなります。
今日はいつもよりも元気ないな?
どうしたんだろう?
生活の中でまわりの人が気づいてあげられる社会はとっても素敵です。
そういった面からも必ず教えたい言葉です。
(一緒に)〇〇しよう(コミュニケーション)
子どもは初めての経験の連続です。
初めて経験することは、および腰になってしまうこともあります。
そんな時に優しく背中をおしてあげる素敵な言葉が ”〇〇しよう” です。
”〇〇する?” という問いかけが悪いわけではないですが、
こういうことやってもらいたいな、
経験してほしいな、 と思う場面では、
”一緒に”、 というニュアンスが伝わる方がより効果的です。
保育園生活でも、
一緒につくってみよう。
食べてみよう。
トイレ行ってみよう。 を繰り返すことで少しずつ初体験をクリアできていってます。
また、コミュニケーションにも最適な言葉です。
”一緒に” というのは、誘う側も誘われる側も、
”1人よりも一緒がいいんだ”、 といった気持ちが伝わる言葉になります。
〇〇が上手だね(褒める)
子育てでは、褒めることは必須です。
これはみなさん分かっていると思いますが、
”〇〇が上手だね”、 と具体的な言葉をつくす方がより効果的です。
お絵描きやお製作をして、
「見て見て」という子どもに対して、漠然とした ”上手だね”、 よりも、
”この色の使い方が上手だね”
”この切り方が上手だね”
など、具体的に褒める方が子どもの心に響き自信につながり、
より具体的な部分で、もっとうまくなろう、と意欲を高めることができます。
〇〇だったよ(気持ちを伝える)
今の自分の気持ちを相手に伝えることも大事です。
大人になるにつれて、相手がどんな気持ちか自然と分かるようになりますが、
子ども時代は、きちんと言葉をつくすことで気持ちを伝えるべきでしょう。
嬉しかったよ。
楽しかったよ。 といった快の言葉。
痛かったよ。
悲しかったよ。
辛かったよ。 といった不快の言葉。
上手に相手に伝えましょう。
助かったよ(承認)
これはありがとう同様感謝の気持ちで伝えることもありますが、
助かったよ、 という言葉は相手を認める言葉でもあります。
子どもは、
”誰かの役に立ちたい”
”早く1人前になりたい”、 と思って生きています。
お手伝いをしてくれた。助けてくれた。そんなときに、
”助かったよ” という言葉をありがとうに続けて伝えると、
子どもは認められた気持ちになり、俄然自信を深めます。
気持ちいね(快楽表現)
人は快楽を追及する者。
言葉で表現することで、まわりも気持ちよくなれるんだ。
という事を教えるのもいいでしょう。
おいしいね。
すずしいね。
気持ちいいね。
スッキリしたね。
あったかいね。
快楽を上手に言葉で伝えると、
自分の気持ちよさを共有できるんだ、ということが、自然と身につくようになります。
〇〇だね(共感)
困ったらこれ。
子どもに言葉を色々教えたいけど、
何を話していいのか分からない、どんな言葉を伝えていいか分からない。
そんな時、困った時には これがいいでしょう。
〇〇だね。 というのは今の目の前の状況を言葉にする。ただそれだけです。
静かだね。
あれ車だね。
これ青いね。
これご飯だね。
これ足だね。
これだけでもいいんです。
子どもは繰り返しによっていろんなことを学習していきます。
目の前の物や出来事を簡単な言葉で伝えるだけでも、
言葉に対する興味や面白さを子どもは学習していきます。
それが積み重なって言葉の積極的な習得にもつながります。
伝え方(話し方)
大人が率先してやる
子どもに言葉の大切さをあれこれ教えるのも大事ですが、
まわりの大人が率先してやる。
積極的に言葉にする。 ということはもっと大事です。
なぜならば子どもにとってまわりの大人は常にお手本だからです。
子どもにこういうこと教えたいな、こういう言葉覚えてほしいな、と思ったら、
まずは自分自信を見つめなおし、率先してやるようにしましょう。
落ち着いてお話をする
言葉をつくす時は、落ち着いてお話をしましょう。
落ち着くことで、
子どもは言葉を冷静に脳でかみくだいて理解する余裕がうまれます。
一気に伝えようとせず、落ち着いて伝えましょう。
目を見て
子どもは目で伝えることで、より意識をするようになります。
言葉をつくすことは大事ですが、
言葉をつくさなくてもある程度目を見れば相手の感情が理解できます。
ですので、目を見て、言葉をつくすことで、より効果的になるでしょう。
最後に
大切な言葉、というものはもっともっとたくさんありますが、
本日は特に子育てにおいて大切にしたい、
成長過程でとっても役立つ言葉を厳選してみました。
当たり前のフレーズばかりですが、子どもにとってとても重要な言葉ばかりです。
子育てをしながら、是非とも大切にしたいな、と思える言葉を見つけ、
丁寧に子どもに語りかけながら教えてあげてください。
それだけで子どもの語彙だけではなく心も広がっていくことでしょう。