【現役保育士による】簡単で素敵な触れ合い「〇〇聞かせ」のススメ

ススメ

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本日は、子育てに一味加える「〇〇聞かせ」についてお話していこうと思います。

本日紹介、おすすめする「〇〇聞かせ」の、〇〇とは、「読み」、「歌い」、「語り」、の3つになります。

お家時間で簡単にできる「〇〇聞かせ」は、子育てにおける、大切で、幸せな成長を感じられる素敵な活動になります。

是非とも最後までお読みいただき、参考にしていただければな、と思います。

読み聞かせ

こちらは以前、【現役保育士による】 伝えたい!絵本の魅力と読み聞かせの効能でお話していますが、素敵な効果がたくさんあります。

  • コミュニケーションツールとして最適
  • 言葉の習得に役立つ
  • 想像(イメージ)力を育む
  • 観察力が鋭くなる
  • 自己肯定感を育む
  • 好奇心を育む
  • 心のほっこり貯金になる

絵本を通じてたくさんの子どもの成長を見て取ることができます。

特に近頃保育園生活で強く感じるのは、子どもの観察力の鋭さです。

ストーリーを楽しみ、何度も繰り返し読み、気づいたら絵本の隅々まで注目しだし、余白の部分や、作者紹介部分まで楽しむ子が増えてきました。

コロナ禍でお家時間が増えた。冬で長時間のお外遊びは辛い。そういった時に絵本はより一層活躍できるでしょう。

お子さんと一緒に絵本を選んで、是非読み聞かせを楽しんでみて下さい。

歌い聴かせ

続いては歌い聴かせです。歌う場合は「聞かせ」、よりも「聴かせ」のほうが正しいでしょうか。

歌もお家時間で簡単に楽しめる素敵な活動です。主に5つの効能があると思っています。

楽しい気持ちになる

単純明快。歌、音楽は楽しむもの。歌の好みは人それぞれですが、歌が嫌いな子どもはなかなかいないです。

誰でもできる簡単な方法です。

楽しい気持ちになることで、より一層の信頼関係を構築することができるでしょう。

 

歌うことで心が通じ合う

子どもと一緒に歌う。こちらが歌っていると子どもが自然と乗って歌いだす。それは、心がひとつになるえもいわれぬ体験です。

大人にとって、親にとって、子どもが自分と同じことをする。同じものを楽しんでくれる。それはとてもうれしいことです。

歌は楽しい活動。楽しい体験です。子どもが歌いだすことで、自然と心が共鳴していることになります。

歌い聴かせは、一緒に歌うのを助長し、子育てで大切にしたい楽しさの共有、共感を得られる素敵な活動なのです。

 

子どもは親しい人の声が好き

子どもは信頼している人の声が大好きです。

保育園では、夢中で遊んでいて大好きな親御さんのお迎えに気づかない子がちょいちょいいます。しかし声が聞こえると夢中で遊んでいたおもちゃをほっぽりだし、喜んでかけていくのです。

それだけ、親しい人の声に子どもは敏感なのです。

近くで大好きな人の声がする。聞こえるだけで気持ちが落ち着き、安定した環境を築くことができるでしょう。

歌い聴かせはそうした安定した心や環境をつくるのに役立ちます。

 

声が重なると心地いい

いわゆるハーモニーですね。歌うことで心がひとつになりますが、声が重なると更に良い体験が生まれます。

それは、えもいわれぬ心地よさ。

歌いながら心地よさを共有できるのです。

楽しさの共有、一体感がよりうまれる素敵なハーモニーを構築できれば、子育ての楽しさが何倍にも膨れ上がるでしょう。

歌い終わった後は、お互いに笑顔があふれますよ。

 

身近なもので好奇心育成

歌は基本的に互いの好きなものでいいと思いますが、あえてすすめるなら童謡が良いでしょう。

理由は歌詞が分かりやすく、子どもの身のまわりのものを題材にした歌が多いからです。

身のまわりのもの、子どもに分かりやすい題材であれば、歌っている最中や歌い終わった後、子どもの頭の中はそれで一杯になります。

それは、好奇心の育成につながります。

例えば、童謡「ぞうさん」を歌ったあと、図鑑で調べてみる。絵本を読んでみる。動物園に行ってみる。「あれがお母さんゾウかな~?」などの会話をはさんでみる。

そうすることで、子どもの好奇心をくすぐることができ、学習意欲を高めることができます。

好奇心育成のためにも歌い聴かせは有効です。

語り聞かせ

語り聞かせ、は当たり前のことのようですが簡単にできる素敵な活動です。語り掛けと言い換えても良いでしょう。

毎日、丁寧にお話すること、語り掛けることはとても素敵な活動なのです。

言葉の習得にいい

たくさん語り掛けることで、言葉に触れる機会が増えます。

なんでもいいのです。

日常生活のいろんな場面で優しく丁寧に語り掛けてあげましょう。

例えば、鼻水が出ている子どもに対し、ただだまって鼻をぬぐってあげるのではなく、

「あ。鼻水出ているね」
「ふきましょうね」
「きれいになったね」
「見て見て、鼻水ってベタベタだね」
「ティッシュはまるめて捨てようね」
「ここのごみ箱に捨てようね」

”鼻水が出る”、という現象だけでもこれだけ語り掛けることができます。

こうすることで、子どもは、より一層鼻水に対する知識と言葉のつながりを学習する機会が増えるのです。

 

子どもの成長を感じられる

毎日お話をしていれば、思わぬところで、「いつ言えるようになった?」、「もう覚えたの?」という発見があります。

この発見、体験は親にとって最高の楽しみとなります。「言葉」という目に見える成長を感じられるからです。

子どもの言葉の習得は個人差が大きいものです。なかなか言葉が出てこない子も多いでしょう。

しかし、ある時をきっかけに一気に言葉が出始めることがあります。その時にそれまで蓄積していた言葉のストックが一気に出始めます。

そのストックをためるためにも日々の語り聞かせ、語り掛けは大変重要になります。

まとめ

本日は3つの「〇〇聞かせ」を取り上げました。

決して難しいことではなく、当たり前のように日々やっていることかもしれません。

ですが、もう少し意識してみることで、「子育て」に楽しさを加えることや、自信を持つことが可能となります。

毎日の触れ合いの中で簡単にできる、3つの「〇〇聞かせ」をこれからも是非実践し、子どもと素敵な時間を共有しましょう。

 










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