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早いもので、もう3月末。
「2023年度」の最後の更新となりました。
「2023年」の最後の更新でお届けした、男性保育士特有!?のプチ失敗体験。
本日はその第2弾を記したいと思います。
今回は、今から約15年前、正確に言えばまだ保育士の資格を取る前、勉強中だった時のエピソードです。
私は国家試験により資格を取得しました。
ゆえに、現場での実習体験というのが課せられていませんでした。
これに関しては、良かった、と思うよりは、いきなり現場で「プロ」として働くのは不安だな。と感じていました。
そこで思いたったのが「保育ボランティア」。
「仕事」ではありませんが、子どもたちの様子や園の雰囲気、先生たちの仕事、を知るためには最も適した活動だな、と思いました。
そして直接公立の保育園に問い合わせをし、事情を説明して、ボランティアとしてお手伝いさせて頂くことが叶いました。
別の仕事をしながら、でもあったので不定期でのお手伝いではありましたが、いろんなクラスに入らせてもらい、たくさんのこと学ばせてもらいました。
今思えばあの時の「ボランティア実習」がなければ、いきなりの保育現場に圧倒され、もっと面喰っていたかもしれません。
非常に有意義な体験でした。
さて、本日は失敗体験談。それはこのボランティア実習中の出来事です。
「失敗」というよりも「大いにへこんだ」お話です。
それは、3歳クラスに入った日のこと。
今までにも何度か入らせてもらい、主に子どもたちと遊ぶことが自分の役割でした。
子どもによっては、新しい先生(先生ではないけど・・)が来た!、ということで積極的に近づいてきてくれる子もいれば、マイペースで自分の世界を築いてる子もいました。
ただ、なんとなくですが・・・女の子の方が積極的に「遊ぼ!遊ぼ!」とよく来てくれた印象です。
そんな中、非常に積極的に「遊ぼ!」と来てくれる女の子がいました。
自然とその子と遊ぶ時間が多くなり、「3歳クラス」、といえばその子の顔がまず浮かんでくる。そんな状況でした。
そしてそんなある日、事件は起きました・・・。
朝、自分よりも先に登園していたその子に「おはよう」と声を掛けると。
・・・・・
あれ?返ってこない・・・。
聞こえなかった?
無視された・・・ようにも見えたな・・・。
近寄って話しかけてみると、どこかへ行ってしまう・・・。
そう、逃げていくような感じです。
え!?・・・なんで?
昨日まで誰よりも積極的に手を引っ張って「遊ぼ!」と来てくれたその子が急にツンとした態度になってしまったのです・・・。
再度「おはよう!」と話しかけてもそっぽ向く始末。
しばらく別の所で活動し、時間がたってからまた声をかけてみても同じ態度・・。
これ・・・俺、なんかやらかしたかな・・。
なんかやってはいけないこと、言ってはいけないことをしたかな・・・。
そう思いました。
その日のお昼休みも考え込み、正直へこみました・・。
昨日までは普通に接していたよな・・・。
いや、なんか傷つけることしていたかな・・・。
う~ん・・・。
全く思い当たる節がありませんでした。
そして午後の活動。
子どもたちは午睡明け、午後の自由遊びの時間になりました。
思い悩みながらも再度その子に訪ねてみました・・。
すると、その子も観念したのか、しつこさに負けたのか、答えてくれました。
思いがけない答え、と同時に、勉強だな、と思えた滑稽な答えでした。
「今日は、〇〇ちゃんと、男の人とはお話ししないようにしよう、とお約束してたんだよ、だからお話ししなかったの!」
・・・・・なるほど・・・・・。
私自身、幼少期から学生時代、そして社会人になってからも、当然のことながら「男の世界」で過ごしてきました。
「女心」、というのを考えて生きてきたことなど無いに等しかったのです。
そうか・・女の子たちは、そういったルールをつくりながら自分たちの世界やコミュニティを構築していくんだな・・・。
自分にとっては「仕事(ボランティアだけど)」の場所だけど、子どもたちにとっては「生活や遊び」の場所なんだよな、保育園って。
だったらそういうごっこ遊びの延長のようなことが起こっても不思議じゃないな。
その日のモヤモヤが一気に解消された瞬間でした。
その後1~2時間はその子といつも通りに接することができました。
当時は新米保育士・・・いや、保育士としてはまだ卵だった自分。
一生懸命適応しようと頑張りました。
その頑張りが逆にちょこっと自分をへこませていたのかもしれませんね。
今回は失敗、というよりもちょっとへこんだ滑稽なエピソードを紹介しました。
保育という業界は特殊な業界かもしれません。
ゆえに、新人さんともなれば適応するために、ものすごーく頑張る必要があるかもしれません。
そんな中、子ども相手にちょっとトラブってしまう・・。
これは正直へこみます。
でも、子どもって独特の世界を作り上げ、独特の感性で生きてるんです。
そしてそれは、必ずしも教科書では学ぶことができないんだな。特に異性の子どもに関しては・・・。
それを痛感し、勉強させてもらった出来事でした。
さて、今回は男性保育士としての失敗体験の第2弾をお送りしました。
まだまだ、失敗体験、ありますし、これからも積み上げていく・・・かもしれません。
また、いつの機会にかお届けできたらな、と思います。
それでは2023年度もありがとうございました。
羽ばたいていく子たちに幸あれ!