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今回は、久しぶりに失敗体験の話。
保育所生活「掃除」の失敗体験です。
プライベートや家庭内では必ずしも毎日掃除をする・・・とは限りません(え・・・普通毎日する!?)。
しかし、保育所は、子どもと大人、大人数が生活する場所なので、毎日の掃除は必須です。
また、大人数が生活するため、消毒作業というのも頻繁に訪れます。
掃除は当番制になっていたり、保育補助の方が担当することが多いと思いますが、保育園で全く掃除をせずに過ごす職員はいないと思います。
私がやってしまった掃除の失敗体験は、今から10年くらい前でしょうか。
室内の掃除をしていた時です。
ちょっと記憶があいまいなのですが、直前に子どもたちが何か製作作業をしていた時だったと思います。
テーブルの下中心にいろいろものが散乱しています・・・。
それを片付け&掃除をしていたのです。
「せっせっせっせ・・ふ~ん♪、ふ~ん♪、ふ~ん♪・・・・・・ん!?」
目を凝らしてみると床が少し色味がかっています・・・。
ペンだかクレヨンだか、床にも「お絵描き」が残っていました・・・。
「これはいかんな・・・きれいにしなければ・・・。」
そう思い、床をゴシゴシゴシ・・・。
・・・取れない・・・。
「う~ん・・・どうしたもんかな・・・そうだ!何か洗剤をつけてこすってみよう!!」
ということで・・床用だったかな?洗剤を持ってきてゴシゴシこすりました。
すると・・!!
床はピッカピカに!
・・その後その部分を水ぶきして無事床の掃除も終了しました。
「よし!終わったぞ。描いた跡も消えたし良かった良かった・・・」
数時間後・・・・
ドタバタドタバタ・・・!!
わー!! きゃー!!!
ツルン!!!!
うお!!!
・・・
あいててて・・・・
子どもが室内ですべったのです。
「ん!!? 何が起こった!?」
場所はピカピカにした床のあたり・・。
???
!!!!!
床を手で触ってみるとツルンツルンに・・・。
そうなんです・・・。
良かれと思ってきれいにした床。ピカピカにした床。
結果的にすべりやすくなるほど、摩擦係数が限りなく0に近くなるほどゴシゴシしてしまったのです。
「こりゃ・・・まずかったな・・・失敗したな・・・。」
結局大きなケガはなく、その後もその場所で事故やケガが起こることはなかったのですが、ヒヤリハットな事象だったのは間違いありません。
それ以降、主に床掃除ではゴシゴシし過ぎないように注意するようになりました。
また、保育園で床にお絵描きがあっても、そこまでナーバスに考える必要もないのかな。常にモデルルームのようにピカピカに仕上げる必要もないんだな。と思うようになりました。
今も私自身、掃除担当になることはありますし、お初で来られる方に掃除のやり方を教えることもあります。
掃除1つとっても性格って出るんですよね・・・。
しっかり、きっちりやろうとする人。
あっさり、適当にやる人。
もちろん、いい塩梅が求められるわけですが、お初の人はしっかり、きっちりやろうする人が多いです。
そして、ちょっとの汚れもピカピカにしたがったりすることも。
時間もかかるし、きっちりやることで良くないことも起こってしまいます。
掃除や消毒に関しては明確な基準やルールを設けていることもあります。
子どもために注意しなければいけないこともあるでしょう。
しかし、
しっかり、きっちりがやり過ぎとなることもあるのです。
今回は失敗体験の話でした。
私自身はプライベートは結構適当な人間です。
掃除も正直好きではありません・・・。
だからこそ、
「仕事場ではこうではいけないんだ!!」と強く思い、過剰なやり方をしてしまったのかもしれませんね。
昨今の感染症トラブルにより、「清潔に」という意識はより高まっていると思います。
決められた消毒・感染症対策は怠ってはいけないでしょうが、保育所生活、保育園、完璧にピカピカに整える必要はないかと思います。
それによるデメリットもあるんだ、ということを私の失敗体験から知っていただければ幸いです。