【現役保育士による】「歩けない・・」が「歩く!」になる方法

ススメ

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今回は、子育て避けては通れないシリーズ!!

子どもの、

「歩きたくない・・・歩けない・・」

「歩く!」

になる方法!!

お出かけをした時、

お散歩に行った時、

お買い物に行った時、

急にしゃがみ込む子ども・・・。

 

「抱っこ!」

 

「歩けない・・・」

 

「歩きたくない!」

 

こんな経験ありませんか?

 

 

今日はベビーカー無しでお外に出よう!

 

そんな時に限って・・・

 

「歩くの嫌!」

 

子どもの歩けない病が発動・・・

 

そんな経験、ありますよね!?

 

そこで今回は、現役の保育士が、歩きたくない子どもが歩くようになる方法をお伝えします。

  • 歩きたくない理由を考え
  • 子どもの気持ちを推察し
  • ちょっとしたテクニックを駆使すれば

 

イライラが解消されること間違いなし!

 

是非是非最後までご覧ください!

 

話を始める前に・・

まず今回の問題、

大前提として!!

歩きたくない=歩けるけど歩く気分ではない

ということを確認しておきます。

 

体調不良で歩く体力がない。

身体に痛い所があって歩くのがしんどい。

とは違う。ということです。

 

身体的な不調が理由であれば無理に歩かせてはいけません。

今回は、

心の問題(気分が乗らない)で歩きたがらない。というのを確認してから話をスタートさせましょう。

 

結論:歩きたくなるまで待つ

そして次に、1つの結論も先に提示したいと思います。

 

その結論とは・・・

 

歩きたくなるまで待つ

 

これです!

 

これが大事なんです!

 

これが答えであり、方法であり、結論なんです!

 

 

なんだそれ?

 

全然解決になってないんですけど・・・

 

そう

全く解決にはなっていません。

 

しかし!

 

歩きたがらない子どもは歩きたくなるまで待つ、というのが結論であり正解なのです。

 

ここでいう「待つ」というのは、子どもがその場で自ら歩くようになるまで待つ・・・という意味で間違いありません。

しかし!

それ以上に、もっと包括的に子どもが自ら歩きたくなる月齢まで待つ。と言ってもいいかもしれません。

つまり!

今は歩けなくても仕方ない、とあきらめるのです。

 

 

なんだよそれ!

 

開き直ったよコイツ!

 

そう

開き直ったような答えです。

 

もちろん!

この後にお話しする内容は、今使える歩きたくなるテクニックであり、今解決するための方法になります。

 

ですが!

歩きたくなるまで待つ

という考え方が、

重要であり、

ベースであり、

子どもが成長してから分かる正解でもある、

ということを念頭に置きながら進めていくと非常にしっくりくるかと思います。

 

子どもが歩きたくなるまで待つ、という考えが正解だと念頭に置く

 

歩くようになる方法

ではここから「本題」に入っていきましょう。

子どもが歩くようになるための方法(テクニック)でお勧めしたいものが3つあります。

ショートステップ

ショートステップ。つまり小さな目標を設定し、それをクリアしていく。と言う方法です。

親としては、

大人の都合とすれば、

目的地まで完歩して欲しい!

 

当然です。

 

ですが、

今にも地面に寝転がらんとしている子に対して、「目的地までの完歩」、は厳しい要求かと思います。

なので、

まずは、

「あの柱まで歩いたら抱っこするよ」

「5数えるまで歩こうか、歩いたら抱っこしよう」

などと、歩く距離や時間を短くすることをお勧めします。

もう本当にちょっとの距離でも難しそうであれば、歩く姿勢を取って数歩足踏みをする、でも可です。

それで褒めてあげ、ちょっとでも歩くことへの興味や自信を深めてあげることが大切です。

もちろん、歩く気分が乗ってきたらより長く歩かせて問題はないですが、お話しした分歩けたら、きちんと抱っこする等して、約束は破らないようにしましょう。

 

ゲーム作戦

歩くのが嫌な子どもには、遊び感覚で歩けるようゲーム作戦をとるのも得策です。

お歌を歌いながらコミカルに歩いてみる

ジャンケンをしながら歩いてみる

探検隊だ!と言いながら周囲を探検(観察)しながら歩いてみる

忍者ごっこだ!と言いながら忍者歩きで歩いてみる

あのお店には何があるでしょうか!?とクイズを出して道中にあるお店まで楽しめるようにする

 

などなど・・・

 

ゲーム感覚で乗せてみることもお勧めです。

 

アイテム作戦

バッグ、人形、カード、おもちゃ・・・。

なんでもいいです。

子どもはアイテムを持つとガラッと変わります。

というのも、子どもにとって「何かを持って歩く」という行為は「大人のまねっこ」なのです。

何かちょっと成長したような、大人になったような、そんな錯覚に陥ります。

歩くのがしんどい・・という気持ちがどっかにいってしまう魔法がかかります。

安全面には配慮する必要がありますが、子どもが歩くのがしんどい、という気持ちを忘れてしまうようなアイテムをしのばせておくのも有効です。

 

want to walk

さて、ここで最初にお話しした「結論」をもう1度振り返ってみましょう

 

子どもが歩きたくなるまで待つ

 

でしたね。

ポイントは、

「歩きたくなる」=want to walk

です。

前項でお勧めした3つの方法は、子どもが歩きたくなるためのテクニックに他ならないのです。

want to walk になるための方法なのです!

 

ショートステップは、

目標をクリアすることで子どもは自信を深めスッキリします。

歩くことがそうさせているのです。

 

ゲーム作戦は、

子どもにとっては遊びです。

3度の飯よりも好きな遊びなのです。

 

アイテム作戦は、

子どもにとってあこがれの対象である大人の真似事でもあるのです。

 

3つとも歩く気力を高めることに直結しているのです。

 

歩きたがらない理由を考えてみる

ここで、

子どもが歩きたくない理由を考えてみましょう。

理由として考えられるのは、

  • 甘えたい
  • 楽をしたい

大きく考えられるのはこの2つです。

甘えたい

甘えたい子に関しては甘えさせる、でいいと思います。

過去にこちらの記事でも記しましたが、甘えさせる、と、甘やかす、は違います。

子どもは成長と共に羞恥心、自尊心が芽生えます。

それと共に人前(外)で甘えた姿は見せたがらなくなります。

なので、

今は歩けなくてもいいんだ。とあきらめてもいいのです。

それこそ成長を待つ気持ちでいいのです。

 

楽をしたい

そして最も大きな理由として考えられるのは、

楽をしたい

でしょう。

子どももどこかで楽を覚えた、楽を知ったのでしょうね

なので、大人の我々はこの「楽」に勝るものを子どもに提示すればいいのです。

 

「楽」に勝るものは「楽」

さて、この「楽」に勝るものはなんでしょうか?

 

なかなか難しい問いかもしれませんが、

「楽」に勝るものは「楽」しかないと考えます。

 

「らく」に勝るものは「たのしい」しかないでしょう!

 

子どもが歩くのを楽しいと感じるためにはどうすればいいのか!?

言い換えると、

歩いて楽しいと感じる時はどんな時か!?

を考えてみます。

 

歩いてスッキリする時

 

歩いて自信を深めた時

 

遊び感覚で歩ける時

 

かっこいい大人のように歩ける時

 

このような考え(答え)が浮かんできました!

 

そう

 

これらは、先ほど言った、

ショートステップ、

ゲーム作戦、

アイテム作戦、

に通ずるものです。

 

私がお勧めする3つの方法は、「らく」に勝る「たのしい」を生み出す方法になるのです。

まとめ

最初に結論を掲げました

歩きたくなるまで待つ

と。

つまりポイントは!

「歩かせる」ではなく、「歩きたくなるようにさせる」、なのです。

歩きなさい!・・・ではお互い嫌な思いをし、イライラが募り、あまり効果も期待できません。

ならば!

歩く楽しさを教えて、無理だったら今日はあきらめる、が最適です。

 

ショートステップ、ゲーム作戦、アイテム作戦、以外にもあると思います。

が!

ポイントは、「歩く気にさせる」、ということ。

焦らず、気を張らず、ポジティブな発想を心がけましょう。

歩きたくなるまで待つ

この気持ちが、歩きたがらない子どもが歩くようになるための最適解です!

 

 









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