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本日も、ちょっと角度を変えた雑記になります。
私は現在も保育士をしています。
日々、保育をしながらたくさんの先生たちと接しています。
また、XなどのSNSやネットを通じてたくさんの保育士さんの意見や思い、エピソードを眺めることもしばしばあります。
そこで感じたこと。
保育士に対して絶対に言ってはいけない「禁句」がある。
言う側はさらっと言ったつもりかもしれませんが、聞く側(保育士)は超敏感に反応するブチギレフレーズがあるのです。
今回はその、絶対に言ってはいけないこと、「禁句」、について語っていこうと思います。
また、その禁句に対して私自身はどうなんだ?ということも後半ではお話していこうと思います。
嫁や旦那が保育士だ。
友人が保育園で働いている。
そんな方は、是非最後までご覧ください!
保育士に絶対に言ってはいけないこと
ではさっそく、保育士に絶対に言ってはいけないこと、「禁句」をお教えします。
それは、
保育士って子どもと遊んでいるだけで楽でいいよね。
これです。
これ、絶対に言ってはいけません!!
カチーン、プッツーンとなること必至です。
言う側は、「楽しそうな仕事でいいよね」くらいの気持ちで言ったのかもしれませんが、保育士の逆鱗に触れることになります。
「だけ」
「楽」
保育士はこう思われるのが何よりも嫌であり、怒りに感じるのです。
保育士の仕事に関しては、私も過去の記事でたくさん紹介しています。
楽か楽じゃないかの捉え方は人それぞれ、また環境次第かもしれませんが、残念ながらほとんどの保育士は遊んでいる「だけ」ではないのです。
なので、
どんなことがあっても保育士に対して、「遊んでいるだけ」、「楽でいい」、といったニュアンスの言葉は使わないようにしましょう。
快晴のお天気も一瞬で暴風、豪雨、落雷に変わることになりますよ。
自分は?
では、ここからは自分はこの言葉を言われたことがあるのか?どう思っているのか?についてお話していきたいと思います。
実は、私は面と向かってこの言葉を言われたことがありません・・たぶん・・。
SNSなどを眺めていると、これを言われ大変怒っている旨の投稿を目にすることが多いのですが、私自身は少なくとも記憶に残っていません。
プライベートの付き合いがあまりない(友達が少ない・・・)のと、プライベートで仕事の話をすることがほとんどないからだと思いますが・・。
私自身、これをもし言われたらどうかな・・と想像すると、
いい気分にはなれない・・でしょうが、おそらく笑ってやり過ごせると思っています。
その理由は、2つあります。
1:「保育士になりたい!」の原点はそこだったから
子どもとの触れ合い。これに魅力を感じて選んだ仕事です。
年数を重ねていろんな角度から保育、子ども、について考えるようになってきましたが、その気持ちは今も変わっていません。
「だけ」、「楽」、はさすがにムッとしますが、外から見たらそう見えるし、そう見えたから私は今この仕事をしているんだよな。と思えるからです。
2:「子どもと遊ぶだけ、だから尊い仕事なのだ」と思うから
もちろん、実際には子どもと遊ぶだけの仕事ではありません。
しかし、子どもと遊ぶこと、子どもの遊びについて考えることが軸になっているのは否定しません。
子どもにとって遊ぶことはとても大切なことです。
それに心血注ぐことに誇りを持っています。
仮に、「子どもと遊ぶだけ」、だったとしても十分お金をもらってしかるべきだと思っています。
お笑い芸人がバカみたいなこと言ってる、でもそれでお金がもらえている。
「楽でいいよね」
否。
でも、お金をもらうに値します。
プロ野球選手が野球だけしてお金もらえている。
「好きなことして楽でいいよね」
否。
でも。お金をもらうに値します。
売れっ子の芸人さんやスポーツ選手と比べると雀の涙ほどのお金かもしれません。
でも、子どもの成長なくして未来はありません。
その成長を大いに支える「遊び」に関わる。
「遊ぶだけ」でも十分仕事として成立すると思っています。
以上の2つの理由から、笑ってやり過ごせるんじゃないかな、と思います。
最後に・・・
さて、今回は「禁句」。保育士に絶対に言ってはいけないこと、をテーマにしました。
私自身は笑ってやり過ごせる気はしていますが、実際面と向かって言われたらもっと感情的になってしまうかもしれませんね。
でも、いざ言われてイラっときたらこう言い返せばいいと思っています。
だったら保育業界へいらっしゃい
そういう方に対し、本当に遊ぶだけの仕事を与えたらどうなるだろうか?与えてみたいな。と思うことがあります。
どんな感想を持つんだろうな?・・・と。
最初は、「楽しくていい!」・・そう思うかもしれませんね。
でも、子どもと遊ぶ「だけ」の仕事は、決して楽ではないと思います。
千差万別の個性、無尽蔵とも思える体力、これに全力でぶつかり、考えをめぐらし工夫を凝らしながら時にはマンツーマンでべったりと、時には複数人同時に、でも平等に子どもと向き合い遊びに付き合う。
それを毎日8時間・・・。
さて、楽に務まるでしょうか?
「子どもと遊ぶだけ、楽でいいよね。」
これは保育士には絶対に言ってはいけません。
保育士は遊ぶだけでも十分仕事として成立する職でありながらも、+α様々な業務をこなしている尊い職なのですから。