【現役男性保育士による】男性保育士が子どもに泣かれないための方法

保育士

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男性保育士あるあるの1つ。

 

子どもによく泣かれる

 

 

もちろん女性保育士でもそれはあります。

子どもという生き物、特性を考えるとおかしなことではありません。

しかし、男性のそれの方が圧倒的に多いように感じます。

分かっていれば消化できる問題かもしれませんが、初めての経験だったり毎回それだったりすると正直へこみますよね。

 

ただ立っているだけなのに・・・。

 

近づいただけで泣かれる・・・。

 

そこで!

本日は、男性保育士がよく泣かれる理由と、少しでも泣かれないための方法。をお教えします。

 

これから保育業界に飛び込もうとされている男性の方へ、心構えやテクニックを!

新人の男性保育士さんと一緒に業務をされる先輩保育士さんへ、アドバイスの足しになる内容を!

興味がございましたら是非最後までご覧下さい。また、テクニック的なものは女性の場合でも使えるものになっていますので、併せて参考にして下さい。

 

男性がよく泣かれる理由

世の中には男性、女性、ほぼ半分ずついるようです。男性の人数は35億?(ネタが古い?)でしょうか。

我々大人になればいろんな男性、女性と出会い生活をしていきます。

しかし大人でも、

男性ばかりと接してきた中で女性と出会う。女性ばかりの職場で男性と出会う。

良くも悪くもちょっと刺激的ですよね。

恋愛感情抜きでも、なんか意識しちゃいますよね。

子どもの男性(保育士)との出会い。というのは、それと似ているのです。

子どもにとって、産まれてから今日まで身の回りでお世話をしてくれた人、接した人が、女性や子どもばかりであれば、男性(大人の男の人)は未だ見ぬ生物です。

一般的に大人の男の人は女性よりも背が高く、身体も大きく、声も低いです。

そんな生き物と初めて遭遇すればちょっとおののきます。

「こういう生き物がいる」という予備知識があれば別ですが、当然そんなものありません。

初めて会うから。

出会ったことのないタイプの人間だから。

男性が泣かれる理由はこういった所にあります。

なので、父親をはじめ、男性と接する機会が多い子や、普段からいろんな人と接する機会の多い子は比較的男性でも泣かない傾向にあります。

また、普段ママ以外の人と接する機会が少ない子は、おばあちゃんに会っても泣くことが多いです。

ママの声が小さければ、声の大きな女の人を怖がることもあります。

なので、男性保育者として初めて保育園に飛び込めば、なーーんにも悪いことをしていなくても泣かれてしまう。

これは日常茶飯事なのです。

へこむ必要は全くありません。

私もそうでしたし、今でもはじめましての子にはよく泣かれます。

しかし!

それなりに保育士をしていると比較的すぐ馴染めるようになる方法と、泣かれにくくするテクニックを習得し、自然とそういったふるまいができるようになってきます。

次の項からはそんなテクニック部分をお伝えします。

 

子どもに泣かれないための方法

無理に近づこうとしない

子どもとのコミュニケーションは、接してなんぼです。

しかし、嫌がられる子に対しては無理に近づこうとしなくても良いのです。

無理に近づくと、保育園自体をもっと嫌いになってしまうおそれがあり、大暴れするほど嫌われる羽目にもなるでしょう・・・。

さすがに園長をはじめとした先輩もそんな子に対して近い距離で保育をすることを望まないでしょうし、適度な距離を保って保育をする、で構わないと思います。

そして、

おそらく・・ですが、距離を置くとその子はチラチラこちらを見てくることでしょう。

こちらを観察しているのです。

その時に微笑みかけたり手を振ったりしてください

その距離感で子どもに観察をさせてあげてください。

子どもながらに、この生き物(男性)は怖い存在なのかそうでないのか考えます。

「怖くないんだ」と分かってもらうには、その距離感、方法がベストです。

 

姿勢は低く

大人でも、超大柄な人と街で出くわすと、ちょっとおののきますよね。

子どもからすると大人は大きな生き物です。

一般的に女性よりも男性の方が大きいので、男の人の方が脅威に感じることでしょう。

なので、

話しかける時、接する時はできる限り子ども目線で、子どもの脅威にならないような態勢を心がけましょう。

そのためには姿勢は低く、中腰、座って、が理想的です。

 

親御さんとのコミュニケーションを見せつけろ

よく「敵の敵は味方」などと言います。

私は、「味方の味方は味方」、この作戦を実行します。

子どもにとっての最大の味方は保護者、親御さんである場合がほとんどでしょう。

なので、

その親御さんとフレンドリーにしている、コミュニケーションを取っている姿を見せるようにします。

すると子どもは、

「あ!この人ママと仲がいいんだ」

「ママが落ち着いて話している。笑っている。だから安全な人なんだ」

と思うようになります。

子どもに泣かれる、あるいは嫌われている時は、その子どもが大好きな人とコミュニケーションを取っている姿を見せつけるのが大変有効です。

 

声はゆっくり、やや高めの方が良い

低い声も、子どもに怖さを与えている要因です。

子どもにとって接する機会の多い人が女性だったり子どもだったりすれば低い声を耳にする機会が少ないからです。

なので、優しい声色、を意識することが大切です。

優しい声色のポイントは、

  1. ゆっくり
  2. 無理ない程度に高めの声
  3. 大きな声はNG

これらを意識すると、子どもにとっての脅威な存在が少しずつ緩和されていくでしょう。

 

褒めろ褒めろ

泣かないまでも少し緊張している。今にも泣きだしそうだ。

そんな時は少し距離を置くのがベストです。

しかし、それでもちょっと近づけそうだな、話しかけても大丈夫そうだな、と思った時は、まずは子どもを褒めるというところから始めてみましょう。

褒められることで嬉しさが増し、バリアが少しずつはずれていきます。

なんでも構いませんが、アイテムを褒める、が簡単で適当だと思います。

「このお洋服かわいいね」

「このクツかっこいいね。素敵だね。似合ってるね」

そんなところから始めてみましょう。

 

鼻水をぬぐう

距離を置くのがベストですが、身体に触れることで愛着が増していくのも確かです。

少しでも距離が近づけそうな場合のおすすめのコミュニケーション方法は、鼻水をぬぐう、です。

これは、鼻水が出ている、という条件が必要ですが、小さいうちは結構な割合で鼻水が出てます・・・。(偏見!?)

涙があふれる時期だったらなおさらです。

優しく、声をかけながらぬぐってあげてください。

もちろん、嫌がられたら無理にする必要はありません。

でも、ぬぐうことで子どもの中で少しずつ、「この人は自分にとって快適なことをしてくれる人なんだ」といった良好なイメージがついていくことでしょう。

 

まとめ

男性だから、女性だから、というのは時代錯誤な言葉、風潮になってきています。

しかし、子どもにその理屈が通用するとは限りません。

生活環境、生活様式も時代とともに変わってきていますが、現実は、まだまだ男性は女性と比べると子どもにとって慣れない存在、接する機会が少ない生き物と言えるでしょう。

それが平等になっていくことが理想的ですが、男性保育士として生きていく上では現実と向き合う必要もあります。

子どもに近づくだけで泣かれてしまう。

子どもが好きで保育士になった男性としては非常に辛いものです。

ですが、その理由を理解するだけでも気持ちは違います。

少しでも子どもから泣かれない、泣きを解消するテクニックを身につければ仕事はしやすくなるでしょう。

子どもとの距離を考え、親御さんとのコミュニケーションを見せつけ、優しい声色を意識し、子どもを褒めたり、鼻水をぬぐったりしながら距離を縮めていくことをおすすめします。

保育という仕事をもっと楽しく、無駄に悩んだりせずに続けていけることを男性保育士として願っています。

 









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