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私は現在保育士をしています。
子どもたちと一緒に毎日たくさん絵本を読んでいます。
子どもたちの成長や笑顔を絵本を通して感じられる毎日です。
そこで本日は現役保育士がすすめる絵本20選!紹介したいと思います。
子どもだけじゃなく、先生からも好評の絵本となっています!
また、中には子どもだけではなく親御さんにこそ読んでもらいたいおすすめ絵本もございますので、是非最後までご覧ください!
絵本を紹介する前に・・
今回紹介する絵本は、推奨年齢を記しています。
あくまで個人的な推奨年齢ですが、私の絵本の推奨の仕方として、大きい子が小さい子の絵本を読む、というのは全く問題ないと考えています。
小さい子向けの絵本でも大きい子なりの楽しみ方が絵本にはあると思っています。
ですが、小さい子が大きい子の本を読むのはあまりおすすめしません。
ストーリーの深さなどについていけず、飽きてしまうことが多いです。
もう少し読む力がついてきてからの方がいいでしょう。
また、今回は3つの視点からおすすめ度を記しています!
- ニコニコ度・・・読んでいて子どもたちが笑顔になる!笑い声が聞こえてくる絵本(※ここが低いからと言って、”面白くない”、という事ではありません)
- じっくり度・・・子どもたちの顔が一気に集中モードになる、じっくり楽しめる絵本
- アクティブ度・・・ゆびを指したり、一緒に声を出したり、身体をゆらしたり、アクティブに楽しもうとする絵本
じっくり度が高いのは幼児さん向けかな?
アクティブ度が高いのは乳児さん向けが多いかな?
これらを最高☆3つで紹介したいと思います。
また、今回は厳選20作品です。
☆が少なくても全て超おすすめの作品ばかり!
深い内容のネタバレはなし!
またあくまで個人的な評価となりますが、お付き合いください!
おおむね0~1歳
じゃあじゃあびりびり
作・絵:まついのりこ
偕成社
0歳~
ニコニコ度:☆
じっくり度:☆
アクティブ度:☆☆
まず乳児さんでも持ちやすい、めくりやすい紙質なのが良いですね。1枚1枚の絵に対して様々な反応を楽しめる、そんな1冊です。繰り返し読んでいくと、あっという間に自分のお気に入りのページへとばしていく子もでてきます。
お楽しみポイント:絵に対しての子どもの反応が楽しい!
くだもの
平山 和子 作
福音館書店
0歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆
アクティブ度:☆☆
たくさんのくだものがリアルなデザインで出てきます。出てくるくだものに対しての子どもたちのアプローチがかわいくてたまらないです。指でつかんで口元へ持っていく姿は、本当に癒されます。
お楽しみポイント:くだものをつかもうとする様子がかわいい!
いろいろばあ
作: 新井 洋行
えほんの杜
0,1歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆
アクティブ度:☆☆
かわいい色合いのおばけが乳児さんに大人気の1冊です。おばけの絵本はたくさんありますが、かわいらしさでは、1,2でしょう。擬音もたくさん出てくるので、言葉の出始めに読むとより楽しめるでしょう。
お楽しみポイント:「ぽっぽ」「ばぁ!」と喋る子どもがかわいい!
きんぎょがにげた
五味 太郎 作
福音館書店
1歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆
アクティブ度:☆☆☆
金魚探しが楽しいですね。”絵本で遊べる”、といった認識を子ども自身が感じられる1冊です。気に入ると何回も何回も繰り返して読む子が多く、あっという間に金魚を見つけて読み進めていきます。
お楽しみポイント:探す楽しさ、遊べる楽しさを感じられる
かおかおどんなかお
作: 柳原 良平
こぐま社
1歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆
アクティブ度:☆☆
子どもたちといろんな表情をつくって遊べます。読み終えた後はにらめっこに発展することもあります。マスクをはずして、表情を見せながら読みたい1冊です。「いたずらなかお」が特に子どもたちにうけます!
お楽しみポイント:子どもの表情が面白い、かわいい!
だるまさんが
作: かがくい ひろし
ブロンズ新社
1歳~
ニコニコ度:☆☆☆
じっくり度:☆
アクティブ度:☆☆☆
”泣く子も笑う”、で有名なだるまさんシリーズですが、今回は「だるまさんが」を推薦!子どもたちが身体を揺らしながら楽しむんですよね。また意外に!?幼児さんにも大人気です!短めで簡単な内容ですが、不思議な魅力を放っている絵本です。
お楽しみポイント:まねっこする姿に成長を感じられる
たまごさんがね
さく・え:とよたかずひこ
童心社
1歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆☆
コミカルな話の展開に子どもたちの集中と笑顔が集まる作品です。絵も非常にかわいらしく仕上がっています。子どもが声を出して読んだり、手でつまんだりと、愛らしい時間を過ごせますよ。
お楽しみポイント:一緒に声を出したりしながら楽しめる
おおむね2~3歳
うずらちゃんのかくれんぼ
作: きもと ももこ
福音館書店
2歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆☆☆
2歳ぐらいになると本で「遊べる」楽しさに気づいていきます。ストーリーもしっかりありますが、声を出して一緒に読んだり、ゆびを指したり、2歳ぐらいの子ならではのアクティブな楽しみ方ができる作品です。
お楽しみポイント:一緒に探したり、これなんだろう?と掛け合いながら楽しめる
はらぺこあおむし
作:エリック・カール
訳:もりひさし
偕成社
2歳~
ニコニコ度:☆
じっくり度:☆☆☆
アクティブ度:☆☆
エリック・カールの絵本でも1番人気!暖かい世界観と独特な絵に子どもたちはひきつけられます。物語の展開もゆったりで大人も子どもも癒されますね。また、お歌絵本としても有名で、さらなる幻想世界へと連れて行ってくれます。
お楽しみポイント:子どもの集中した顔と幻想的な雰囲気
できるかなあたまからつまさきまで
作:エリック・カール
訳:工藤直子(くどうなおこ)
偕成社
2歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆☆☆
こちらもエリックカール不朽の名作。次々に出てくる動物に子どもたちはワクワクしながら聞き入ります。こちらもお歌絵本として有名ですが、子どもたちと身体を動かしながらできる、体操絵本とも言えるでしょう。自然と身振り手振りを始める子どもも出てきます。
お楽しみポイント:子どもが楽しそうにまねをする姿
もう ぬげない
作: ヨシタケシンスケ
ブロンズ新社
2、3歳~
ニコニコ度:☆☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆
これはまず親御さんがクスっと笑ってしまう。そんな作品です。少々大げさな展開が癒しと笑いのツボを刺激します。子どもたちも笑いながら集中していく様子が見て取れます。
お楽しみポイント:子育てにおけるあるあるが感じられる
ピッツァぼうや
作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: 木坂 涼
らんか社
2,3歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆☆
終始読み手も子どももニヤニヤ笑っています。子どもとのコミュニケーションをより深められる、そんな作品です。子どもを膝の上に乗せて読むのをお勧めします!
お楽しみポイント:とにかく子どもと触れ合える!
くまのがっこう
絵:あだち なみ
文:あいはら ひろゆき
ブロンズ新社
2、3歳~
ニコニコ度:☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆☆☆
大人気のくまのがっこうシリーズですが、この作品はとにかく子どもたちの観察力の鋭さに驚かされます。ストーリーだけではなく絵の隅々まで見てるんだな~、と感心します。それだけ、子どもにとってひきつけられる「絵」なんだと思います。何度も何度も繰り返し楽しめる作品です。
お楽しみポイント:1ページ1ページ奥深く幅広く楽しめる
おおむね4,5,6歳~
おまえうまそうだな
作・絵: 宮西 達也
ポプラ社
4歳~
ニコニコ度:☆
じっくり度:☆☆☆
アクティブ度:☆
こちらの作品は子どもも楽しめますが、親御さん、特にパパさんにおすすめしたい一冊です。是非ともお子さんと一緒に読んでみてください。読み終えた後、お子さんを抱きしめたくなりますよ。・・もしかしたらハンカチが必要になるかもしれません・・・。
お楽しみポイント:最後の最後の展開
クレヨンからのおねがい
ドリュー・デイウォルト 文
オリヴァー・ジェファーズ 絵
木坂涼 訳
ほるぷ出版
4歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆
ストーリーや分量は幼児さん向けですが、これも大人におすすめしたい笑える絵本です。ページをめくるのがワクワク。楽しくなります!子どもと一緒に ”あ~ そうだな~” と思いながら読むと更に楽しさアップ!ユーモラスにあふれた作品です。
お楽しみポイント:大人が読んでも笑える構成
チリとチリリあめのひのおはなし
作・絵: どい かや
アリス館
4,5歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆☆☆
アクティブ度:☆
淡い色合いの絵が幻想的な世界へ誘います。絵、キャラクター、ストーリー、全てが癒しです。雨の日に子どもたちと読めば、憂鬱な気持ちが一気に吹き飛ぶ!そんな作品です。
お楽しみポイント:子どもたちの集中力と、絵本世界に入っていくような表情が楽しめる
クリストファーのしあわせないちにち
作・絵: バレリー・ゴルバチョフ
訳: 三原 泉
偕成社
4,5歳~
ニコニコ度:☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆☆☆
ストーリーの面白さと言葉の魅力がつまった幼児さん向けの作品です。この本を読み終えると、いろんなものを数えだす子どもが続出です!楽しみながら言葉や数の習得をしたいな、と思う方には特におすすめです!
お楽しみポイント:楽しみながら言葉や数を勉強できる
ともだちになろうよ
作: 中川 ひろたか
絵: ひろかわ さえこ
アリス館
5歳~
ニコニコ度:☆
じっくり度:☆☆☆
アクティブ度:☆
これも親御さんにおすすめしたい絵本です。子どもと一緒に読んだ後、ついつい子どもの表情や感情が気になっちゃいます。この作品を通じて子どもの心の成長も読み取れるあたたかい作品です。ちょっとした青春も感じられるストーリーですよ。
お楽しみポイント:読み終えた後の子どもの反応や感想が楽しい
じごくのそうべえ
作・絵: 田島 征彦
童心社
5,6歳~
ニコニコ度:☆☆☆
じっくり度:☆☆
アクティブ度:☆
前半は、「こわいのかな・・・こわいのくるかな・・」、といった表情の子どもたちも、気づいたらケラケラ笑っています。表現方法(言葉)も独特で、子どもは意味などを考え想像しながら読み進めるので、幼児さんにぴったりの作品です。
お楽しみポイント:1冊の中で子どもたちの反応や表情の移ろいを楽しめる
スーホのしろいうま
作: 大塚 勇三
絵: 赤羽 末吉
福音館書店
6歳~
ニコニコ度:☆
じっくり度:☆☆☆
アクティブ度:☆
子どもたちの集中力と表情が気になる作品です。様々な場面転換で、感情が揺さぶられます。読み終えた後のシーンとした余韻、これも大事にしたい作品です。この作品を集中して楽しめるようになれば、かなり「読む力」がついた、と言えるでしょう。
お楽しみポイント:子どもの読む力、集中力を確認でき、成長を感じられる
いかがでしたでしょうか?
ほんの1部ですが・・絵本、紹介してみました。
本日紹介した作品以外でも、いろいろな観点・視点から子どもに合った絵本、見つけてみてください!
是非ともお子さんと一緒に、あたたかい絵本ライフを楽しみましょう。