【現役保育士による】保育士は新人から学び一緒に仕事をするべき! その理由とは?

保育士

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先日、このようなツイート(ポスト)をしました。

 

うまくはできないけど、頑張ってノウハウを得ようとする姿。 子どもや保護者相手に一生懸命言葉を選んで接する様子。 保育事故や不適切保育がはびこる昨今。 新人さんから学ぶべきものはたくさんあるように感じる今日この頃です。

 

近頃しみじみ思う事です。

新人さんから学ぶべきことってあるよな、多いよな。と

前までは、他のベテラン保育士さんよりも保育の展開がスムーズにいかないと感じ、仕事が大変になるな。と思うことが多かったです。

もちろん、仕事に慣れていない、ノウハウを習得していないので、それは当然のことです。

ですが、最近はそういった気持ちもす少しずつ薄れ、今は新人さんから学ぶべきことがたくさんあるな。と感じることが多くなりました。

そこで、

本日は、保育士は新人から学ぶべき!一緒に仕事をするべき!、と題してその理由を述べていきたいと思います。

  • 保育士としてそれなりに勤め、後輩が増えてきた
  • 自身の保育をもう一度見直してみたい

そう感じている方には是非見ていただきたい内容となっていますので、是非最後までご覧ください。

 

最新のものを勉強している

保育のやり方、考え方が変わってきています。

保育指針をはじめとした保育に関わる法規則が改定、アップデートされている今日です。

新たな子育て支援制度も生まれ、正直現場の我々はてんやわんやです。

しかし、その時代ごとの「保育」に順応していくのも仕事である以上義務であり務めです。

そんな中飛び込んでくる新人保育士さんは、最新のものを勉強してやってきます。

それは国家試験組でも、養成所組でも同じです。

もしあなたが、もしくはあなたの職場で力を持っている人の保育がアップデートを行わずに展開しているのであれば、あなた自身置いていかれることになります。

置いていかれる。というのはどういうことか?

場合によっては不適切保育を行う可能性がある。ということです。

昨今の悲しい不適切保育の中には、自身が「不適切だ」と認識せずに行われているものもあるようです。

自身が考える保育、学んできた保育が罰せられるような不適切ではなくとも、今の時代にそぐわないものなのかどうかは、最新のものを知ってこそ分かるものです。

新人さんと積極的に関わり、意見交換、情報交換をすることは、最新の保育を知るためにはとても大切なことなのです。

 

初心を思い出す

仕事観、保育観、というのは経験を積むごとに変わっていきます。変わっていって不思議ではありません。

でも、この仕事を選んだ理由、保育業界に飛び込んだ理由、というのをもう1度思い出す。初心に返る。というのは大切なことです。

なぜならば、それは自身の仕事に対するやりがいの基本、基礎となるものだからです。

やりがいがあってこそ充実した仕事になります。

大変な仕事だからこそ、保育業界に飛び込んだ理由、もう1度思い出してみてほしいです。

たいがいの保育士の志望理由

子どもが好きだから。

これで十分だと思います。この考えをもう1度思い出してほしいと思います。

「子どもが好きだけでは務まらない」と誰かが言います。

たしかに子どもの命を預かる以上、「それだけ」では務まらないでしょう。

しかし、それ以上に、子どもを好きな気持ちがなくなったら務まらない。と言える仕事です。

楽ではない。

給料が良いわけでもない。

責任は重い。

これで離れていく人。多いです。

そんな時こそ、新人さんの子どもに接する様子を見て、初心を思い出すべきです。

子どもを愛する気持ち、子どもと接するのが好きだという気持ち。

新人さんの姿を見ることで、改めて思い返すことができるようになります。

 

見られているのを実感するべき

人から見られているのを実感することで、より自身を客観視できます。

見られていることで、

ここがまずかったな。

ここはこう教えよう。

こういう姿は恥ずかしいな。

と、思えるようになります。

あなたが後輩から学ぼうとする以上に後輩はあなたの姿を見て、学ぼうとしています。

後輩はあなたの仕事をお手本にします。

だからこそ間違った、恥ずかしい仕事は避けるようになるのです。

 

成長は子どもだけでなく大人も

子どもの成長は何よりも嬉しいものです。

教えたことができるようになった。

教えてもないのにできるようになった。

それは後輩の保育士、新人さんに対しても同じことが言えます。

後輩の成長、仕事に慣れていく様子、自立して動けるようになった様。

子どもだけではなく、大人のそれも嬉しいものです。

そもそも保育という仕事は自分一人で成立する仕事ではありません。

誰かが育たなければそれは自分の負担になって返ってきます。

だからこそ共に成長することが大事なのです。

新人の保育士さんと一緒に仕事をすると、子どもだけではなく、大人も成長できるんだ。という喜びをより感じることができます。

 

人を使う技量がアップ

よく、「あの新人使えない」、と言う残念な言葉を耳にします。

先にも申し上げましたが、そもそも保育という仕事は自分一人で成立する仕事ではありません。

また、社会人ともなれば、ほぼほぼどんな世界でも数年たったら人を指導する立場になります(後輩が入ってくる)。

新人と仕事をすることで、どうやったらうまく動けるようになるか、を考え導けるようになるのです。

「自分一人でなんでもできる」は、大変素晴らしいことですが、限界があります。

パートナーの技量が上がれば己が技術の不足をチームで補えます。

そのパートナーの技量をアップさせるためには、自分より後輩、仕事のノウハウを習得していない新人と仕事をするのが最適です。

 

まとめ

多忙な毎日をおくる保育士さん。

目の前の仕事にアップアップな日々かと思います。

しかし、ただ毎日をしのいでいくだけでは思わぬ落とし穴が潜んでいる、と私は思うようになりました。

それは昨今の不適切保育の悲しいニュースを目にして耳にして、です。

たしかに、不適切保育のほとんどは、その人や園のモラルの欠如によるものが大きいと思います。

でも、その背景には現状をしのいでこなしていくので一杯一杯になっている実情も絡んでいるように感じます。

そんな時、

一緒に仕事をする新人保育士さんの一所懸命な様子を見て、ハッとしました。

頑張って仕事を覚えようとする様子。

学んできたことを発揮しようとする姿。

純粋な子どもへの愛情。

目の前の仕事をこなすうえでは、まだまだ力不足だと感じることはあります。

でも、その姿勢、動き、そして新しい知識は、間違いなく私自身の糧にもなっています。

困った時こそ初心に返り冷静に今をみつめ、自身を客観視することが大切です。

周りが見えなくなってはいけません。

新人保育士さんから得られることは、たくさんあります。

是非、一緒に仕事をして互いにたくさんのことを学び合い、子どもも含めて成長していきましょう。

 

 










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