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子どもが好き!
保育士になりたい!
でも・・・どうしても気になることが・・。
私・・ピアノ苦手・・
俺・・ピアノなんてやったことない・・
そう思って、保育士になるのを諦めたりしていませんか!?
私もそうでした!
私は現在保育士歴10年ちょっとの男性保育士です。
保育士=ピアノは必須。
そう思っている方、
本記事では、その勘違いを正します。
また、なぜ保育士はピアノができなくても大丈夫と言えるのか?
その理由をお話していきたいと思います。
更に!
ピアノに関する、保育現場の実態も併せてお話していこうと思います。
結論:保育士試験でも必須ではないから
保育士の国家試験において、ピアノと関りがある科目(分野)は、2つあります。
1つ目は、1次試験の学科の中の「保育実習理論」。
ピアノに関する知識(音階、楽譜の読み方、移調、など)が求められます。
2つ目は、2次試験の実技。
「音楽表現」を選択すれば、課題曲の弾き歌いが課されます。(言語表現、造形表現、音楽表現、の中から2つを選択)
ですので、保育士試験においてピアノ知識や技術があると有利ではあります。
しかし!
1次試験の学科は科目全体で6割取れればクリア。
2次試験の実技では音楽表現を選択しない、ということも可能です。
つまり、
必ずしもピアノが弾けないと資格取得が不可能、ということはありません。
言い換えれば、
ピアノを避けながら資格を取得することも可能なのです。
幼稚園教諭とイメージが重なっている?
上記の理由から、ピアノを弾くことは保育士として必須、ではない。と言えます。
では、なぜ?
保育士=ピアノが弾ける
というイメージができあがってしまったのでしょうか?
それはおそらく・・・
幼稚園の先生とイメージが重なっているからだと思います。
もちろん、幼稚園教諭もピアノは義務ではありません。
しかし!
幼稚園教諭は、ピアノを避けて通る、というのは難しい場合が多いようです。
その理由は、幼稚園教諭は、資格取得のためには、幼稚園教諭養成課程のある学校へ進み、必要科目を履修し、卒業しなければならないからです。
必要科目履修、その過程においてピアノが必須になることが多いようです。
保育士養成学校では必須になる場合もある
保育士になるためには、2つの方法があります。
【現役保育士が教える】保育士になるための2つの方法とそのメリット
1つは保育士国家試験で合格する。
もう1つは保育士養成学校を卒業する。
保育士養成学校に通い資格取得を目指す場合は、幼稚園教諭同様に、卒業のための単位取得で、必須になる場合もあります。
保育の現場では:その1
実際に私自身もピアノはほとんど弾けません。私以外にも、”弾けない”、”苦手”、とする先生はたくさんいます。
保育の現場では、やはり保育士養成学校卒業者は比較的できて、資格受験の人は苦手とする、ことが多いようです。
しかし!
「ピアノができる」、というのは保育士として大きな魅力です。
子どもたちと楽しそうに弾き歌っている姿は憧れます。
まさに花形保育士といったイメージですね。
保育の現場では:その2
ピアノができなくても保育士の仕事は務まりますが、園の方針やカラーにより、ピアノの技能が求められる園があるのも事実です。
ピアノ技能が求められやすい
- 大型園
- 認可園
- 幼児クラス
ピアノ技能が求められにくい
- 小規模園
- 認可外
- 家庭内保育施設
- 企業内保育施設
- 乳児クラス
音楽教育におけるピアノの使用は、園の規模、立地条件、月齢、運営資金など、によるところも大きいです。
「ピアノはどうしても無理だ・・・」
という方は園探しをする際に参考にしてみてください。
ピアノの代用として使うもの
実際にピアノが弾けなくても別のもので代用することがあります。
先生によってはギターやウクレレなどを使う人もいます。
ウクレレは持ち運びもしやすいのですごく便利です。
実際の保育士試験では、
音楽表現はピアノ以外、アコースティックギター、アコーディオンは認められています。
園によってはピアノやキーボードがない所もあるので、その際はアカペラやCDを使って子どもたちと音楽を楽しみます。
私はハーモニカをよく使います!一緒に歌えないのがネックですが、持ち運びしやすいので便利です!ウクレレも少し勉強中です。
ウクレレ上達なら!好きなときに好きなだけ。自宅で学べるウクレレ講座
まとめ
保育士を目指すうえで、
ピアノができないから諦める・・・。そんな必要はありません!
ピアノが弾けなくても仕事はできます。
活躍することもできます。
でも、なにかしらの特技があればより仕事はしやすくなりますし、それがピアノであればかっこいいのは間違いありません。
【現役保育士が思う】芸は身を助ける! 役立つ特技・ネタ ベスト5
ピアノの技術は必須ではありませんが、ピアノを弾ける先生と、ピアノを楽しむ子どもを見ると、「憧れる」のも事実です。
仕事を続けながら、無理のない範囲でピアノ技術習得に励む。
ピアノが弾けない人は、そんな付き合い方が理想的かな、と思います。