【現役男性保育士による】子どもの笑顔が見たけりゃこれをしろ!

保育士

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子どもが好き!

だから保育士になった!

子どもと関われる仕事を選んだ!

保育士になった人の初心。きっとこんな思いからでしょう。

でも現実は・・・。

子どもに、

  1. 泣かれる
  2. 逃げられる
  3. 怖がられる

 

・・・そんな思いをしている新米保育士さんもいるのではないでしょうか?

自信・・なくしちゃいますよね・・・。

思いは一方通行・・・。何もしてないのに嫌がられてしまう・・・。

 

そこで!

今回は、「子どもの笑顔が見たけりゃこれをしろ」、をテーマにお送りします。

  • 子どもに泣かれてばっかりで辛い
  • 子どもとの接し方、私下手なんじゃないかな?

そういった保育士さんには是非最後まで読んでいただき実践してもらいたい内容となっています。

また、保育士さんだけじゃなく、子どもから嫌がられてしまい困っている、悩んでいる。そんな方にも是非読んでいただきたい記事内容となっています!

はじめに

私は現役の男性保育士です。自身の経験やまわりの先生たちを見ていて感じることを2つ。先にお伝えしたいと思います。

  • 子どもとの愛着形成には時間が必要
  • 大柄な人の方が怖がられることが多い

もちろん個人差もあるので、「絶対に」と言えるものではありません。

しかし、おおむねこういった傾向があるな、と感じています。

子どもは、生まれてから今まで特定の人と接する時間がとても多いです。

言い換えるなら、知らない人と接する機会がほとんどありません。

ゆえに、初めての人物。普段接していない人を目の前にすると緊張が走り、泣く、逃げる、怖がる、といった反応を示すのです。

ですので、泣かれて当たり前なのです。

仕事を始めたてであれば、子どもに泣かれても全く気にする必要はないでしょう。時間をかけて愛着を形成する、で問題ありません。

 

また、大柄な人の方が怖がられることが多い。です。

ゆえに、「男性」のほうが比較的怖がられることが多いかと思います。

これも、個人差がある前提ではありますが、子どもにとって肌が触れ合うくらいの距離に大柄な人がいる、といった経験が少ないからです。

ですので、男性保育士さんは、「子どもから怖がられる」といった体験をしている人が多いと思います。

しかし、打つ手が何もないかといったらそうではありません。

子どもに泣かれず、比較的すぐに馴染むことができる人は、こういうことを自然とやっています。ということをいくつか紹介していきたいと思います。

まずは、これを意識しましょう

目線や姿勢に注意(子どもの高さで)

大柄な人が怖がられることが多い、とお話ししました。

子どもにとって、常に見上げなければいけない存在、というのはどこか脅威に感じるものなのです。

なので、子どもと接する際は子どもの目線、高さに注意しましょう。

つまり、しゃがんだ姿勢を取ることを常に意識するのが得策となります。

初めての職場や慣れない場所ではついつい緊張していろいろ動こうとしたり立って何かをしがちになりますが、少なくとも子ども相手の保育では子どもの目線、姿勢に合わせるようにしましょう。

 

表情豊か

子どもにとって怒っている表情は「怖い」もの。

ですが、怒っている表情だけではなく、「無表情」もすごく怖いのです。

いや、大人にとってもそうかもしれません。

街行く人の無表情は気になりませんが、パーソナルスペースにいる人の無表情ってすごく気になりますよね。

なので、緊張していても子どもとは表情豊かに対応するようにしましょう。

「笑い」、「驚き」、「困った」・・など。マスクが義務付けられていると表情が分かりずらいかもしれませんが、顔の上半身だけでも、子どもから分かるような表情をつくりましょう。

 

声は大きすぎず小さすぎず

保育士の仕事は集団生活の広い場所で行われることが多いです。

ゆえに声を全体に響き渡らせたくなることも多く、結果大きな声で話をしがちになってしまいます。

たしかに、それなりに広い空間では小声だと伝わりにくく仕事もやりにくいかもしれません。

しかし、大きすぎると子どもにとって「恐怖」につながります。

声は大きすぎず、小さすぎず、を意識する事。

また、大きな声を出さずにすむために、離れた場所から大声を出すのではなく、伝えたいことは子どもの近くでお話しするようにしましょう。

 

さらに子どもの笑顔が見たければ

よく観察することに尽きる

やはり、これに尽きると思います。

子どもが何に喜びを感じているのか。何が好きなのか。何が嫌いなのか。どんな動きをしているのか。

子どもをしっかり観察することが大事です。

観察した結果、子どもが好きそうな話題を振ってみたり、遊びを提供してみたり、といった行動が自然とできるようになります。

 

大人相手でも子ども相手でも、「その人を知る」、ということが最も大事なことになります。

 

アイテムを褒める

子どもの身につけているものに興味を示し褒めましょう。

靴、洋服、髪ゴム、靴下、なんでもいいのです。

色、キャラ、デザイン、子どもが気に入って身につけている場合が多いので、それに対して興味を示してくれる人は自然と好印象になります。

 

何でもいいので褒める

「褒める」行為は子どもとの距離を縮めますが、アイテムじゃなくても構いません。何でもいいので褒めてみましょう。

褒め方に関しては、こちらの記事でも触れていますが、ここではまず最初の子どもとのコミュケーション段階なので、あれこれ考えなくても大丈夫です。

子どものやったこと、言葉、など・・・なんでもいいから褒めてあげましょう。

アイテム同様褒められることで子どもは好印象を抱くようになります。

 

表情を変える

「表情豊か」、というのは先にも述べましたが、さらに踏み込んで、「表情を変える」、というのがおすすめ行為です。

その為に、是非参考にしてもらいたい絵本があります。

たくさんの表情が出てくる非常にシンプルですが、子どもにも大人気の作品です。

この本を読みながら読み手側も表情を合わせてみましょう。

純粋に絵本としても楽しめるし、表情づくりの教科書にもなるし、子どもの反応を見る道具としても利用できます。

「表情豊か」、を意識するのはもちろんですが、いろんな顔のパターンを持つことで、より一層表情豊かな人に見えます。

また、子どもとのコミュニケーションとしては変顔もすごく有効です。

 

タッチをする

何かのタイミングでタッチをすると子どもと自然と触れ合えます。

1~2歳からできるし、幼児さんでも楽しくできる。素敵な触れ合いです。

何かちょっとした成功体験でやってもいいし、簡単な挨拶と一緒にやってもいいでしょう。

手と手が触れ合うだけで緊張の糸がほぐれ、バリアが取れたりするので大変おすすめです。

 

それでも慣れてくれない、人見知りが激しい子は

味方の味方は味方作戦

愛着形成には時間がかかります。今日明日でなんとかなるものではありません。

慣れてくれない、人見知りが激しい子には、この作戦を実行しています。

内容を簡単に説明すると、接しやすい人とおもいっきり仲良くしましょう。といった作戦です。

よく、「敵の敵は味方」、とか、「味方の敵は敵」、などと言いますが、「味方の味方は味方」なのです。

もう少し具体的に言えば、

子どもにとって、味方(=友達や母親)の味方(=接している人は)は味方(=善い人)なのです。

つまり、なかなか馴染めない子がいる場合には、少しでもなついてくれる子やその子の親御さんと積極的にコミュニケーションを取ることが得策です。

馴染めない子、人見知りにの子も、あなたに全く興味がないのではなく、敵か味方か判断している最中なのです。

だから、自分にとっての味方と仲良くしていれば自然と「味方」といったジャッジがくだされるようになり、次第に緊張の糸がほぐれていきます。

慣れない子、人見知りが激しい子などは小手先の技術ではなんともしがたいので、こういった意識でのぞんでみることをおすすめします。

 

まとめ

本日は、子どもと馴染めない、主に新米保育士さんに向けた内容でお送りしました。

私も男性保育士ゆえに、たくさんの子どもから緊張され、逃げられ、泣かれてきました。

今でもお初の子は比較的そうです。

でも、こういった意識や技術をもって取り組むことで心折れることなく、子どもと接することができるようになりました。

 

子どもが好きだから保育士になった。

この初心とても大事です。

だからこそ、子どもの笑顔をもっともっと見られるように、子どもと少しでも早くなじめるように、本日紹介したものを是非実践してみてください。

 











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