【現役保育士による】子どものぐずぐず解消法 

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子どものぐずぐず。

子育てにおける大きなストレスです。

頭では分かっているんです。

子どもはぐずるものだと。

でもいざ体験すると、これが想像以上にストレスに・・・。

 

このストレスが子育てにおいてマイナスに働くことも分かってはいるんです・・・。

でもうまいこと解決できない、解消できない・・・。

今回の記事はそんな子どものぐずぐずに困っている親御さんに向けた記事。

解消法になります。

子育てをもっと楽しく!

子どもとの関係をもっと良好に!

そんな願いを持ちながらも、子どものぐずぐずに苦戦されている方必見!

是非最後までご覧ください。

ぐずぐずとは!?

子どものぐずりは、要はアピールなんですよね。

何かに不満がある・・・。

こうしたい!

こうしたくない!

これが大人の都合に当てはまらない時

「ぐずぐず」と呼ばれるネガティブなものになるのです。

もし大人が子どものアピールにずっと付き合っていられれば別に困ることはありません。

そもそもぐずぐずと認識しないでしょう。

大人の都合に子どもを付き合わせる、というのは非常に聞こえは悪いです。

しかし!

子どもの都合(ぐずぐず)に振り回されては、そもそもの社会生活が順調にいかなくなってしまうのも事実でしょう。

 

ぐずぐずが起きる4つの理由と対処法

ぐずぐずは、子どものアピール。不満の表現です。

ここでは、ぐずぐずが起きる4つの理由、原因とその対処法をお話していきます。

それぞれで、少しずつ考え方、対処法は異なるのでご参考下さい。

身体的な不調

子どもは身体的な不調を感じたらぐずぐずします。

身体的な不調ですので、我慢させたり頑張らせるのではなく、気づいてあげて対処しなければなりません。

そのためには常日頃のコミュニケーションが大事です。

特に言葉を引き出すことが大切になります。

何か身体的な不調が感じたら、まずは落ち着いて子どもと向き合い、冷静に言葉を引き出しましょう。

これを繰り返すことによって、じょじょに子ども自身が不調を感じたら自ら言葉で伝えられるようになり、どうしたいのかよく分からないような、ぐずぐずアピールをしなくなります。

 

しかし!

 

子どもは大人と比べて流ちょうにお話しできません。

子どもがまだ小さいうちは、常に身体的な不調を疑うことが必要になります。

 

どこかがが痛い。

 

どこかが気持ち悪い。

 

ただのぐずぐずでも、医療機関受診が必要な場合もある

という事は知っておきましょう。

 

精神的な不調

何か嫌なことがあった。

 

お友達との関係が悪くなった。

 

へこむことがあった。

 

など、子どもが抱える精神的なストレス。

 

〇〇したい。

 

△△したくない。

 

といった、その場の状況に対する不満も、精神的不調に含まれます。

実際に起こるぐずぐずは、このパターンが最も多いでしょう。

そして、

これも常日頃のコミュニケーション、言葉を引き出すこと、が大切になります。

きちんと子ども自身が言葉で表現できるように接していきましょう。

しっかり言葉を引き出せるようになれば、子どもは自分で、相手に対して気持ちを伝えられるようになります。

気持ちを伝えられないから、抱え込んでしまい精神的な不調が生まれ、ぐずぐず、といった形で現れるのです。

 

「どうしたの?」

 

「何が嫌だったの?」

 

「何が辛かったの?」

 

「どうしたいの?」

 

「お話してくれるとうれしいな」

 

など積極的に言葉をかけてみましょう。

精神的な不調を言葉で引き出すことができれば解消に近づきます。

 

自信がない

子どもは大人以上にチャレンジの連続です。

初体験のことが多いから当然ですね。

できない。

うまくやれない。

それが、「かっこ悪い」、という怖さにつながります。

結果

 

・・もじもじ・・・

 

それが理解してもらえないと、ぐずぐずに発展してしまいます。

 

その場合はとにかくハードルを下げて、できたら褒めるようにしましょう

 

大人でもそうですが、やらなければいけないこと、そのレベルや量が大きいとストレスになっちゃいますよね。

ですので、まずは他の子と比べたりせずに、その子自身が乗り越えられるレベルまで下げてあげてください。

 

跳び箱ならば段数低く。

 

鉄棒ならば補助を使って。

 

苦手な食べ物なら少量でOK。

など。

 

ハードルを下げてできたら褒める。

こうすることで、「自信がない」、が解消され、ぐずぐずも減っていくでしょう。

次第に、

「ひとつひとつ簡単なことから乗り越えていけばいいんだ」

という、自信につながる考え方ができるようになります。

 

なんとなくできない(要領が悪い)

子ども自身もなんでぐずぐずしているのか、よく分からなくなるパターンです。

なんかうまくできない。

でも理由も良く分からない・・・。

イライラする。

不安になる。

ぐずぐずしだす。

 

これは要領が悪い子によく見られがちです。

 

この場合、まわりの大人は、深呼吸して落ち着くことを教えましょう

要領の悪い子は、何か結果をいっぺんに出そうとしてごちゃごちゃになってしまう傾向にあります。

なので、冷静さが必要です。

 

落ち着いて。

 

ひとつクリアして。

 

またひとつクリアして。

 

を、覚えることで、自然と要領が悪い子でも成功体験を増やしていけることが分かり、ぐずぐずが減っていきます。

解消テク

大きく4つ原因・理由と対処法をお話しました。

基本的にそれぞれの原因に沿った対処法が最も大切になりますが、ここではよくあるぐずぐず例と共に、もう少し深掘りしてみたいと思います。

深掘り・・というよりも、解消テクと言った方がいいかもしれません。

困った時に今すぐできる使える解消テク、是非ご活用ください。

決める!

まず親御さんが、悩まずに決める!ということ。

これ大事です。

そもそも、悩むからイライラしてしまうのです。

 

例えば・・・。

 

夕暮れ時。

子どもが公園でまだ遊びたい、帰りたくない、とぐずりだしました。

よくあることですよね。

大人からすれば、

「もう暗くなってきたし、お家のこともやらなければならない」

と、帰らなければいけない理由がそこにあります。

 

でも、

「子どもの気持ちも尊重してあげたい・・・。」

 

こういったことよくありますよね。

 

「すぐに帰りたい」、という気持ち。

「子どもの気持ちは尊重したい」、という気持ち。

どちらも大事なことだと思いますが、両方のいいとこ取りをしようと考えると、逆にイライラしてしまうことになります。

 

早く帰るために子どもにあれこれ促すでしょう。話しかけるでしょう。

 

でも、子どもは遊びたいので帰るのは断固拒否!

 

じょじょにイライラがつのり、言葉があらぶってしまう。ぐずぐずはおさまらない。

 

こういった時は、もう決めてしまうことです。

 

帰るならスパッと決めて帰りましょう!

 

遊ぶと決めたなら悩まず遊びましょう!

 

これがストレスをためこまない最も効果的な方法であり、子どものぐずぐずに対しても有効的な手段です。

 

子どもも、親御さんの頑なな姿勢を見れば、「勝てない・・・」と思い、すっと切り替えられるようになります。

 

悩んでしまうからイライラする。

 

イライラするのがぐずぐずにとって逆効果になっていたのです。

 

これをまずやめましょう。

スパッと決める。これをおすすめします。

 

なので、

遊ぶ、と決めた時は思いっきり遊びましょう。

帰る、と決めた時は毅然とした態度で帰りましょう。

 

それでだめなら決めさせる(約束させる)

それでもなかなかぐずぐずがおさまらない。

 

もう少し進んだ手段はないものか?

 

あります!

 

次におすすめするのは、

決めさせる(約束をする)

という方法です。

 

先ほどの例からお話しすると、

子ども自身にこれをやったら帰る、こうなったら帰る、というのを決めさせるのです。

 

これは親御さんが「〇〇したら帰るよ」ではダメです。

 

あくまでも子ども自身に決めさせるのです。

 

「何したら帰る?」

 

「何がしたい?」

 

「これをしたら帰るの?」、と語りかけてください。

 

子ども自身に、

「ブランコをしたら帰る」

「滑り台であと3回すべったら帰る」

こういったことを決めさせる。約束させる。そして、守らせるようにしましょう。

 

これをすることによって、納得ラインを子ども自身が決めることになるのです。

自分で決めた納得ラインを達成できれば、ぐずぐずしなくなります。スムーズに事が運ぶようになるのです。

 

まとめると、

 

ぐずぐず発生!

 

悩まずに決める!!

 

それでだめなら・・・

 

子ども自身に決めさせる!!

 

こういった手順でやってみましょう。

 

子どもを知る(観察する)

ぐずぐずは誰もが通る道のりです。

子育ての中で、それと上手に付き合い解消していかなければなりません。

そのために常日頃からやってもらいたいことがあります。

それは、

子どもを知る(観察する)

です。

 

これをしてください。

 

ぐずる原因を見極められるようになるためです。

 

原因が分かってこそ、その対応ができます。

解消テクも原因が分かってこその対処法です。

常日頃からしっかりと子どもと向き合い、子どものことをたくさん観察して、たくさん知るようにしましょう。

余談

保育園の帰り、お迎えの時間に急にぐずりだす子が稀にいます。

親御さんに対する甘えからくるものなので、大きな問題ではないのですが、親御さんは困り果てています。

なんとなくですが、この親御さんたちの共通点として見えるのが、

不満だ。

大変だ。

辛い。

というのを表情によくだしてしまう点です。

子どものぐずり、というのは、親御さんを困らせたいアピールでもあるので、子どものぐずぐずに困っている時ほど、さばさばとした表情や態度をとることのほうが有効なように思います。

まとめ

子どものぐずぐずはみなさん経験あるでしょう。

子育てでは避けて通れないとは言え、なかなかに辛いもの。

今回はその解消法を、お伝えしました。

子どもをしっかりと観察し、ぐずぐずの原因を知り、ちょっとした解消テクを使ってみてください。

少しでもストレスを解消し、もっともっと子育ての楽しさを感じてもらえたらな、と思います。











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