【現役保育士による】対処法を3つに分類!困った時の夜泣き対策!

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本日は子育てで必ず直面するしんどい場面、「夜泣き」について、その対策、対処法をお話していこうと思います。

夜泣きは乳幼児期、避けて通れないもの。子どもが泣き出した・・。対処に追われる毎日・・。ストレスと疲れがたまる日々・・・。

今回の夜泣き対策は大きく3つの系統に分け、まとめてみました。

夜泣きに対しての知識、引き出しを多く持っているとそれだけ冷静に対処できるようになり、それが子どもにとっても1番良いことになります。

夜泣きで困っている方今後夜泣きがおとずれるだろうな・・・と戦々恐々の方、是非ともご覧いただき、参考にしてください。

夜泣き対策

夜泣き対策、やり方を、環境を整える系寄り添う系気分転換系の大きく3つに分けてみました。

環境を整える系

暑い、さむいを考える

身体的不調、を訴えて泣いているパターンです。大人の我々が「あ~、あついな!!」と言って夜中に目が覚めてしまうのの子どもバージョンとなります。暑くても寒くても、赤ちゃんは泣くことでしかアピールができません。室内温度、湿度、風通し、衣服や布団の調整をしてあげましょう。

 

かゆい、いたい、を考える

こちらも身体的な不調となります。特にかゆみが辛くて泣き出すのは、原因として見落としてしまいがち。こちらも保湿をしたり、室温調整が有効となるでしょう。また、かゆがりの子や肌の弱い子は肌着の裏地や裏にあるタグがかゆみを助長している場合もあるので考慮しましょう。

いたみ、に関しては違和感レベルのものもあれば大きな病気、けがの可能性もあります。何をやっても泣き止まない、泣き方がいつもよりも大きく強い場合は、医療機関の受診を考えましょう。

ちなみに、保育現場でよく体験談として聞くのは、”腕がはずれている”、というパターン。ただ機嫌が悪いだけかな、と思って寝かしつけたら激しく泣いて目が覚めた。医療機関を受診してみたら腕がはずれていた。という話はしばしば耳にします。乳幼児は大人が抱き上げたりする際、気づかぬうちに腕がはずれてしまうケースがあるので、注意しましょう。

 

落ち着くBGM、明るさを調整

精神的に不安定な場合、とにかく落ち着かせることが大切です。保育園ではオルゴールや波の音のBGMがよく用いられます。ルーティンのようになっていれば優しいメロディーに心が落ち着くことでしょう。

また、室内の音、明るさに敏感な子もいます。子どもが寝静まったらできるかぎりまわりの人たちも声量を抑え、照明も抑えるほうが良いでしょう。

 

授乳、おむつ替えをする

空腹、おむつが汚れている、で泣き出すのは定番パターンです。子育てをしているとだいたいのリズムやパターンが見えてくるとは思いますが、子どもはちょっとの体調変化によりズレが生じることもあります。こちらがあたふたしているとついつい忘れがちになってしまう原因なので、落ち着いて考え、授乳、おむつ替えをして整えてあげましょう。

 

寄り添う系

添い寝をする

子どもは、自分と近い、同じ目線でいてくれると安心します。一緒に寝るくらいの気持ちで子どもの近くに寄り添い胸のあたりを優しくさすってあげてください。ベタな方法になりますが、子どもの安心感を満たしてあげるのに最適な方法です。

 

抱っこ寝をする

添い寝よりももっと安心するのが「抱っこ」です。こちらが体力的にしんどくなる、というのは辛いところですが、落ち着くことを第1に考えるならベストな選択でしょう。抱っこ→座り抱っこ→添い寝と段階を踏んですすめていくといいでしょう。

 

握らせる

何かを持っている、握ることで安心する子も多いです。お気に入りのアイテムを作る、見つける、というのもいいでしょう。しばらくはそれがないと寝られない、ということになるかもしれませんが、成長と共になくても安心して寝られるようになるので、つらい「今」の対策として効果的です。

 

密着面、接地面を多くする

精神的に不安定な子は、大好きで落ち着く相手と寄り添っているのが1番落ち着きます。添い寝や抱っこがまさにそれですが、その際の考え方、やり方として、「密着面」・「接地面」を考えてみましょう。保育園でも慣れないうちは添い寝や抱っこ寝で寝かしつけに入る子は多いです。子どもは頭を支えられ、腕や指をつかみ、身体をくっつけることで落ち着いていきます。

子どもから離れる時、身体を離す→頭から手を離す→指を解く、などと段階を踏みながら子どもとの接地面を減らしていく、というやり方をする人も多いのでないでしょうか。寝かしつけの際も、まずは子どもとの密着面、接地面を多くすると比較的スムーズに穏やかな夢の世界へと導けます。

 

気分転換系

ベランダや外に少し出る

子どもは泣き出すとパニックになることがあります。その際には大きな気分転換が効果的です。一旦お布団や寝室から離れましょう。ベランダに出たり、近所を抱っこやベビーカーでまわってみると気持ちが落ち着くことがあります。我に返ることで再びスムーズな寝がかなうことも珍しくありません。一旦起こすことは勇気のいる決断になりますが、検討材料として頭の隅に入れておきましょう。

 

落ち着く遊びをする

こちらも一旦起こす形になるので勇気がいるかもしれませんが、落ち着かせる為には有効です。怖い夢をみたことで泣き出す。ということもあるので、その恐怖を取り除いたり、落ち着きを取り戻せば再び寝るモードに入れます。子どもが普段集中して使うおもちゃ等、落ち着いて遊ぶことで泣き止み、平常心を保てるようになるのです。子どもにとって楽しい現実に1度戻してあげる。こう考えて、こちらも検討材料として頭に入れておきましょう。

 

まとめ

夜泣きの原因は様々です。身体的な不調や精神的不安定からくるものもあります。

また、謎の夜泣き、急な夜泣きは、日中の刺激が原因では、と言われています。

子どもは大人と比べると、日中の出来事がすごく刺激的なものとなります。ですので、夜泣きは避けて通るのが難しく、多少根気も必要となります。

しかし、原因や理由をひとつひとつ理解するようにつとめ、冷静に対処対策を取ることがスムーズで楽な方法であることは間違いありません。

夜泣きに対して最も楽な対処法は、幅広い知識で備えておくことです。それは、子育てをもっと楽にし、楽しむために大変有効となるでしょう。











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