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今回は「保育士」を目指す方へ、仕事と両立しながらでもできる保育士試験(学科)の勉強法をお話しします。
私は20代後半で保育士試験を受験し資格を取得した現在保育士歴10年ちょっとの男性保育士です。
当時は仕事と両立しながらでしたが、3月末から勉強を始め8月のあたまの筆記試験で学科はすべてパスできました。
勉強期間は4か月程です。
その間の勉強法を紹介したいと思います。
わずか4か月ほどの勉強時間でも充分学科試験パスまでたどりつけた魔法のような勉強法です。
「忙しくて時間が取れない」、という方。有益で効率的な勉強法になるので是非とも最後までご覧ください。
勉強法(結論)
まず最初に、効率的な勉強法の答え、つまり、結論、をお伝えします。
私がやった勉強法、おすすめする勉強法は、
- とにかく読み進めよ!
- ひたすら問題を解け!
です。
ちょっと何言ってるか分からない・・・、ですよね。
ひらたく言うと、とにかくテキストを読み進めて問題を解く。ということです。
「なんだ、普通の勉強法じゃないか」、と思いますよね。しかし、このシンプルな勉強法が実は最も効率的で、なおかつ意外にみなさんができていない勉強法なんです。
では、この勉強法をこれから紐解いていきます!
テキストを用意する
まず、勉強に入る前になにかしらのテキスト教材を用意してください。
当たり前のことですが、読むもの、がないと読み進められません・・・。
私は通信講座に申し込みテキストを取得しました。
また、テキストが必要な理由はもう1つあります。それは、試験範囲をはっきりとさせる。ということです。
「保育士試験」は学校のテストと違って、ここからここまでの範囲が試験に出ます。といったものではありません。試験範囲はあってないようなものです。
どこまで勉強すればいいのか決める(分かっている)だけで、勉強のペースも変わってくるでしょう。
テキストはそっくりそのまま試験範囲と思って下さい。試験範囲が決まることによってゴールが見えてくるのです。
暗記はするな
暗記はオススメしません!
勉強を始める前に、これを言わなければなりません。
「勉強」となると「暗記する」、「覚える」、を始める人が圧倒的に多いです。
それは、「暗記する」、「覚える」、というのが学生時代から染みついた勉強の仕方だからでしょう。
そうやって勉強し学生時代テストに挑んだ方、多いんじゃないでしょうか?
私もそうでした。国語では漢字、数学では公式、英語では単語や熟語、理科では化学式、社会はほぼ全部、そうやって勉強した記憶があります。
ですが、これ、やめてください!
なぜやめたほうがいいのか?
それは、非常に効率が悪いからです。
実際の試験問題を見て頂ければ分かると思います。
全て選択式になっており、ほとんどの問題が文章理解を問うもの、となっています。
もちろん中には暗記することにより答えを導き出せるものもありますが、それは全体の文章理解ができていれば身につきやすいものになっています。
また、理解を進めていくことで自然と大事な言葉は覚えてしまうものなのです。
ですので、ひとつひとつ一生懸命覚えて・・一歩進んでまた覚えて・・・というやり方は、効率が悪いです。
暗記、覚えることに自信あり!、という方に無理にやめなさいとは言いませんが、おそらく仕事や育児との両立では、なかなか前に進まないでしょう。
効率的な勉強方法、という観点からすると暗記はおすすめできません。
テキストは小説だ
では、効率的な勉強方法について踏み込んでいきます。
勉強する際に意識すること、それは!
全体像をつかむ理解する、ということです。
少しわかりづらいかもしれませんが、やり方はシンプルです。
とにかく、
テキストを読んで読んで読み進める!
これです。
あまり立ち止まらず、読み進めてください。
それこそ小説や物語を読むという感覚に近いかもしれません。
小説や物語でひとつひとつ暗記しようとして読む人、いませんよね。
ストーリー全体を理解しながら読み進めますよね。
まずは、とにかく読み進めてください。
読んで読んで読んで・・・、覚えるのではなく書かれている内容を理解するように努めてください。
集中力とスピード
そして短時間で効率よく勉強するには集中力とスピードが大事です。
スピードというのは解くスピードではなく読むスピードです。
そんなに急いで読んだら頭に入ってこないじゃないか?
そんな疑問も出てくると思います。
スピード感をもって読むことのメリットは主に2つあります。
- 全体像を早く理解できる
- 集中して読むようになる
全体像を早く理解できる
とても大事です。
なぜならば、全体像を理解すると概念が見えてくるからです。
概念って何だ!?
難しく考えなくていいです。
小説や漫画を1冊読んだ後、友達に紹介する時をイメージしてください。
こんな本だったよ。
こんな物語だったよ。
ここが面白かったよ。
こんな感じで紹介しますよね。
そう。ポイントやあらすじを自然と説明していますよね。
それが概念理解です。
「なんとなくこういうこと言ってたな」
こういった感覚をつかめれば充分です!
まずは、科目ごとの概念を理解。
さらに理解が深まると、保育そのものの概念がイメージできるようになります。
その概念が理解できれば問題を解く上で大きなアドバンテージになるのです。
集中して読むようになる
短い時間で学習するには、集中して勉強することが必須になります。時間の効率化の為には短時間でいかに頭に入れるか、が大切です。
そのためにスピードを意識して読む必要があります。正確にいうと、集中するためにスピードを求める、ということです。
スピード感をもって読むと自然と集中するようになります。集中しないとさすがに置いていかれちゃいますからね・・・。
何度もやる、逆算して勉強する
とにかく読み進め、テキストの最後までいったら、もう1度最初から読み直してください。
また、最後までいったら、さらにもう1度繰り返してください。
試験日までにこの繰り返しを何周できるか、ここが勝負です。
こうやって勉強を進めると自然と概念が理解できるようになります。
おんなじことを何度も何度も言われたら、さすがに「もう分かったよ・・」ってなりますよね。身にしみますよね。それと同じです。
なので、ちょっと分かりにくいな、と思ってもあまり立ち止まらず、とにかく読み進めることをお勧めします。分からなくてもあとでまた振り返ってみればいいんだ。そういった感覚でいいのです。
また、自分の読むスピード、勉強可能な時間、残りのテキスト量から、逆算して計画をたてながら進めると、より効率的になるでしょう。
私は、
試験日まであと何日!?
- この日は〇時間勉強できるぞ
- それなら〇〇ページ~〇〇ページまで進めるぞ!
- このペースならあと▲▲日でテキストを読み終えるな
- それなら、試験日までにあと△周テキストを読み返せるな
ということを考え計画をたてながら勉強しました。こうすることで、精神的にも落ち着いて、安心して勉強することができました。
問題を解け
それから、問題をたくさん解く、これが超重要です。
そのために問題集や過去問集などの教材も用意しましょう。
試験はアウトプット作業です。インプットしたものを頭から取り出さなければなりません。
テキストを読み進め書かれていることをたくさん覚え、理解しても、それを取り出せない、実践で使えなければ意味がありません。
そのためにはどんどん問題を解きましょう!
問題をたくさん解けばどういった概念が問われているのか、どういった聞き方(問い方)をされているのか、がつかめます。
問題の問われ方が分かるようになれば、読み進める際の意識の仕方も変わり、2周目以降、3周目以降の読み進めに更なる工夫や、意識の変化がでてきます。それによってより点の取りやすい勉強の仕方が可能となるでしょう。
また、問題を解くのは必ずしも全て勉強し終えてからじゃなくて構いません。試験範囲(テキスト)が残っている状態で問題を解くのもいいでしょう。
まとめ
まとめると。
- テキストを用意
- 覚えることをやめる
- とにかく読み進める
- 何度も読み進める
- ひたすら読み進める
- たくさん問題を解く
これが「短期間で合格できる!効率的な勉強法」の答えです!
私は暗記が苦手でした。なので学生時代はここぞという所で失敗してきました。
でも、このように勉強して4か月で学科試験をパスできました。すべてを完璧に覚えようとする勉強法をとらなくて正解でした。
効率的な勉強法を求めている方は是非参考にしてください!