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答えが分からなくても問題が解ける!
保育士試験(学科)の解答テクニックをお伝えします。
答えが分からなくても!?
どういうこと?
文字通り。
答えが分からなくても問題が解ける。
つまり。
点数が取れる!
解答法になります。
是非とも最後までご覧ください。
私もこの解答テクを駆使して保育士学科試験は勉強を始めてから4か月でパスできました。
今回ご紹介するのは、そのテクニックになります。
結論
先に結論を言います。
その解答テクとは
消去法です。
なんだありふれたやり方か・・・。
少し冷めてしまうかもしれませんが、これは非常に理にかなった消去法です。
しかも!
答えが分からないのに、正解を選んでしまっている魔法のような消去法でもあります。
それでは更に深く説明していきましょう。
まずは、~保育士試験試験概要~
まずこの解答テクを実践する前に、保育士の学科試験の概要と仕組みをご紹介します。
この概要と仕組みが、今回紹介するテクニックと大きく関わってきます。
- 保育原理
- 教育原理
- 社会的養護
- 子ども家庭福祉
- 社会福祉
- 保育の心理学
- 子どもの保健
- 子どもの食と栄養
- 保育実習理論
- 青字の科目は全20問100点満点、赤字の科目は全10問の50点満点
- 科目をパスするためには6割の点数を取る必要がある
- 主に(※)マークシートによる5択の選択問題
- 全ての科目で6割以上の点が取れれば1次試験合格
これらが、保育士試験の概要と仕組みとなっています。
まず先に、試験概要を説明した理由。
それは、
保育士試験の仕組みを知る。
これがすごく大事だからです。
何が大事なのか?
なぜ大事なのか?
順々に説明していきますが、ここでポイントとなるのは以下の3つ。
- 主に(※)5択の選択問題である
- 6割取れればクリア
- (概要では説明しませんでしたが)、ほとんどが文章理解を問う問題
という点。
ここからは、これらを頭に入れて読み進めていってください。
(※)に関しては追記しております
消去法を深掘り
それでは、消去法とこの試験の仕組みが、なぜ大事なのかを説明していきます。
タイトルでは、「答えが分からなくても問題が解ける」、と記しましたがもう少し深く言うと、
答えが分からなくても50点取れる
解答テクになります。
え!?答えが分からなくても50点・・・?
取れるんです!(赤字の科目は25点と思ってください)
50点つまり半分です。
答えが分からなくても点数が半分取れちゃうんです。
そのために必要なこと、それは!
答えを2択まで絞る!
これです。
答えを2択まで絞れれば確率上、適当にマークしても50点取れちゃいます。
もちろん運が悪ければ50点以下になりますが・・・。
運が良ければ、60点という合格ボーダーをこえることも不思議ではない確率です。
もし問題の中で、答えが分かるものがいくつかあれば、60点をこえる確率は上がります。
また実際に、ある程度勉強を積んで試験にのぞめば、答えが分かる問題も必ず出てきます。
保育士試験が選択問題でなければ、このテクは使えません。
また、6割というボーダーが設定されていなければ、このテクは有効に活用できません。
だから!
まず最初に試験概要と仕組みを知る必要があったのです。
仕組みを知ることで問題の解き方も変わってくるのです。
「答えが分からなくても問題が解ける」
その為には、5つの選択肢を2つに絞る、消去する。
これが大きなポイントになります。
2択まで絞るための方法
では2択まで絞るにはどうすればいいのか?
その方法をここから紹介していきます。
私は先のブログ記事で、保育士試験の勉強法についてお話ししました。
【保育士試験】 短期間で合格できる!効率的な勉強法
その記事の中で、保育士試験の勉強法で以下のことをポイントとしてあげました。
・全体像を理解する
・全体像を理解すれば概念が見える
・概念が理解できれば問題を解くうえで大きなアドバンテージになる
もう1度簡単に説明すると、
1個1個暗記して、覚えていくのではなく、
小説の様に読み進め、全体像をつかむようなイメージで学習していくことが大切。ということです。
問題を解く際も、概念を頭に入れながら問題を解くことが重要なのです。
保育士とはどういうものか。
児童福祉とはどういうものか。
保育原理とはどういうものか。
概念を頼りに選択肢を見ながら、
「あれ!これなんか違うぞ」
「これちょっと言ってること概念とはずれてるな」
このような違和感、キズを探していく。
つまり!
選択肢を絞るために、間違いさがし、あらさがし、をするのです。
ほとんどすべての問題が文章理解を問う問題です。
概念を頭に乗せ、文章とにらめっこしながら、「これはおかしい」、「間違っている」、という個所をとにかく探す。
見つけ次第、消去していく。
こうやって選択肢を残り2つまでもっていくのです。
- 概念を元に問題文を読む、解く
- とにかく間違い探しをする
(※)令和6年度後期からの変更点
上記で、(※)を2か所付けました。
令和6年度より、1部出題、解答方法が変更になる旨が発表されました。
詳しくは、一般財団法人全国保育士養成協議会へ。
こちらによると、5択1答の問題以外の問題も出題されるようです。
5つの選択肢から複数を選ぶ、といった形式のようです。
新しい形式なので、どういった問いが出題されるかは分かりませんが、基本的には、消去法は変わらず有効に使えると思っています。
例えば・・・
次の中から「児童虐待」に含まれるものを4つ選びなさい。といった問いが出題されたとします。
A:身体的虐待
B:性的虐待
C:ネグレクト
D:心理的虐待
E:生理的虐待
答えは、A、B、C、Dとなります。
4つ選ぶ。となると大変なような気がしますが、1だけ不正解を選ぶ、と考えればいいのです。
正しいものを消去していき、できる限り2択まで絞る、といった方法論は同じく活用できるのです。
これが3つ選ぶだった場合も、
「これは・・Aは違うぞ・・あとは・・BかCだな・・・どっちかな・・?」
あらさがしをするなどして自分の中で2択まで持っていけばいいのです。
複数選ぶ、といった新たな形式に少しおののいてしまいますが、冷静に考えれば消去法は変わらず有効に活用できるでしょう。
保育士試験は人よりいい点をとる必要はない
保育士試験は6割取れれば合格できる。
これも大きなポイントです。
保育士試験において、
もしあなたが60点ぎりぎりで、まわりのみんなが80点以上取っていれば・・・あなたはぶっちぎりで最下位です。
しかし!
それでもあなたは合格なんです。
また、
もしあなたが全科目6割ぎりぎり越え。
一方で、とある誰かは1科目をのぞき満点!・・しかし1科目だけ6割届かなかった・・。
その場合・・。
合格するのはあなたのほうです。
総合点。合計点。それは関係ないのです。
そんな、ある種理不尽でもある仕組みが保育士試験にはあるのです。
人よりも高い点数を取る必要がないんです。
完璧を求める必要なんてないんです。
概念を理解し、間違った選択肢を見つけ、2択まで絞れるようにする。
これこそが!
答えが分からなくても問題が解ける、魔法の消去法になります。
まとめ
「テスト」、「試験」、と聞くと、どうしても固くなってしまったり、完璧を求めるがゆえに、分からない問題に絶望してしまう人もいるでしょう。
しかし!
問題を解く際、答えが分からなくても焦ったりがっかりする必要は全くありません。
冷静に、問題をよく読んで2択まで上手に選択肢を絞りましょう。
そうすれば自ずと合格への道は開けますよ!