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子育ては大変・・いつも子どもに怒ってばかり・・・
「ほめて伸ばす」
これが理想だったのに・・現実は・・・
そう思い悩んでいる方、たくさんいるのではないでしょうか?
本日は子どものほめ方、簡単で最適な方法をお教えします。
- ほめたいけど上手なほめ方が分からない
- 何をどうやってほめればいいのか分からなくなってきた・・・
そう思っている方に役立つお話となっていますので是非最後までご覧ください。
なぜ?ほめ方に悩むのか?
まず初めに、なぜ?ほめ方に悩んでしまうのか? これを考えてみましょう。
「ほめる」という行いは一見すると簡単な行為に見えます。
ポジティブな行いですし、何か大きく特別なことをしなければいけないわけではありません。
しかし、それで悩んでしまう。
これは一体なぜなのでしょうか?
・・・・
それはおそらく、なにかしらの「結果」をすぐに求めてしまうからでしょう。
ほめたことで子どもは伸びていく、ほめることで何かが改善されていく。
それは間違いありません。
でも、それが今すぐに訪れるわけではありません。
子どもは大人が考えるほど先を見据えて生きているわけではないからです。
叱られて悲しい。ほめられて嬉しい。
これの繰り返しによっていろんなことが分かっていくのです。
まずは、まわりの大人がこのことを理解し、あるいは覚悟しながら子どもと付き合っていく必要があるでしょう。
しかし、それでもより最適な、より効果的なほめ方、というのは存在します。
それでは次項から「ほめる」という行為の基本から考えていき、応用まで順々に説明していきます。
そもそもほめるとは?
「ほめる」とは、そもそもどういうことか? 改めて考えてみましょう。それもシンプルに。
「ほめる」、というのは、「相手にいい所を伝える」、簡単に言うとこういうことです。
ですので、やるべきことは大きく2つ。
・子どものいい所をみつける
・子どもに伝える
これらが自然とできるようになればほめ上手。ほめて育てることが無理なくできるようになるでしょう。シンプルに考えてみると、それほど難しいようには感じませんよね。
次の項からもう少し深掘りして、ほめ上手になるためのコツや方法をお話しします。
いい所メモ
私は保育士を10年以上しています。さりげなく続けていることの1つに、子どもの「いい所メモ」があります。
なんでもいいので子どもの良かった部分をメモ帳やノートに書き記すのです。これは保育関連の書類、保育士としての業務でもなんでもありません。
これを続けることによって、「子どものいい所を見つける」、が習慣化されました。
ここでのポイントは、子どものいい所ならなんでもいい、という点です。本当になんでもいいのです。
歩けるようになった。言葉を覚えた。という確かな成長でも良し。
こっち見て笑ってくれた。何かお話してくれた。という日常のさりげない一場面でも良し。
いいなあ、うれしいなあ、と思ったことなんでもいいのです。
そういったことを毎日見つけるようにすれば、子どものいい所を自然と発見できる人になれます。
実は保育士をしていると、「自分の子のいい所が分からない・・・」と言う親御さんにちょいちょい出くわします。
子育てに相当悩んでいる様子に見えますね。
私はいい所メモを推奨しています。
「なんでもいい」、という点で大きな負担になりません。
ポジティブに子どもを見られるようになり、積極的かつ自然に子どものいい所を見つけられるようになっていきます。
また、「いい所メモ」を、一息つける時に見返してみると、子どもの成長だったり自身との晴れやかなエピソードを振り返ることができたりして、ほっこりした気持ちになれます。
自分をほめよう!そして真似させてみよう!
それでも怒ってばかり・・・なかなかいい所を見つけられない・・・そんなこともあるでしょう。
そんな時は次の方法へ!
次の方法はさらに効果的です!
やるべきことは、自分をほめること、です。
ちょっと照れくさいけど、子どもの前で自分をほめてみせましょう。
どういうこと?
どうやるの?
具体的には以下のような感じです。
ねえねえこのお洋服かわいいでしょう!
見て見てこのクツかっこいいでしょう!
ほらほらママお料理上手でしょう!
すごいでしょう!ママちから持ちでしょう!
なにそれ?
なんだそれ?
そんな風にお思いでしょうが、要するに自慢です。こんなくだらない形でいいのです。
これを繰り返していくうちに、子どもはニヤニヤ、ニコニコ・・・。笑い出します。
毎日やっていると、次第に子どもはそれを真似しだします。子どもが自分のいい所を自慢しだすのです。子ども自身が自分のいい所をアピールしてくれます。
そうすればそれに同調してあげればいいのです。この同調がそっくりそのままほめることになります。
実際はこのような感じに。
ねえねえこのブロック俺が作ったんだよ!かっこいいでしょ!
うん! かっこいいね!上手だね!
立派なほめる行為です。
このようにすれば、いい所を見つけ、それと同時に伝える、ということができてしまいます。
さらにこれを続けることは子どもの自己肯定感にもつながります。
自分自身を大切にする、自分のいいところを誇れる、自己アピールができる力を養えます。
自己肯定感は生きていくうえで最も大切な力の1つです。
これを簡単に身につけることができてしまうのです。
性格別3つのほめ方
ほめる、という行為が少しは身近に感じられるようになったら次に考えてもらいたいことがあります。
それは、子どもの性格を知り、それによってほめ方を変える、ということです。
子どもの性格によって、嬉しいほめられ方とあまり嬉しくないほめられ方があります。
ここでは大きく3つ、ほめ方を性格別に記していきます。
オーバーにほめる
一般的に「ヤンチャ」「活発」などと言われる性格の子はオーバーにほめるのが最適です。
常に前進タイプの子なので、多少オーバーでも過剰にほめるのが効果的。
なぜならば、自分の存在をもっと認めてほしい、我こそが主役だ!と思っているからです。
より感情にうったえかける言葉の方が自信につながります。
「すっごい!」
「天才なんじゃない!?」
「君がナンバーワンだ!」
など、とにかく乗せてあげましょう。
しっかりとほめる
自尊心が高い。意識が高い。そんな子はしっかりとほめることが大事です。
「これは僕がやるの」、「お手伝いしないで」となんでも自分の力でやりたがる子がこのタイプです。
このタイプの子は「上手だね」「素敵だね」では不十分です。なぜならば、何ができれば有能か、を理解しているからです。
何もできていないのにほめられるとかえって疑ってしまい、いい気分にはなりません。しっかりと中身をほめてあげましょう。
「〇〇できたの?すごいね!▲▲の部分が特にかっこいいと思うよ」、など少し具体的にほめると効果的です。
いちいちほめる
比較的おとなしめの性格、もじもじしている。だけど、パパやママや先生の袖を持って、ちょこっと引っ張るような子。そんな子は、とにかくたくさんほめてあげましょう。
ほめ方はオーバーではなく、シンプルで構いません。でも回数を多くしましょう。
なぜならば、こういった子は、たくさんほめてほしい、もっと見てほしい、という願いを心の中で持っているからです。
「きちんと見ているよ」、その証をしめすためにもたくさんほめてあげましょう。
これを繰り返すことで子どもは少しずつ自信がついていきます。
まとめ
- 子どものいい所を見つける。習慣化させる。(いい所メモ)
- 自分をほめる。子どもに真似をさせる。同調する。
- 子どもの性格ごとにほめ方を変えてみる
これが、子どもの簡単で最適なほめ方になります。
ほめる行為で、すぐに見返りを求めてはいけません。
しかし、ほめる行為はお互いの笑顔と自信を育みます。
その笑顔が子育てを楽しくします。
子どもを上手にほめることができれば間違いなく笑顔が増え、子育てがもっともっと楽しくなります。
その楽しさと笑顔の繰り返しが、近い将来子どもの確かな成長という大きな見返りとなって返って来ますよ。