【現役保育士による】子どものテレビ・動画依存解消法

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今回は、子育てで必ず訪れる困った出来事。

「もっとテレビ見たい」

「ずっとスマホ使っていたい」

こういった問題の対処法をお話しします。

今や、テレビも動画も簡単操作で、生まれたての赤ちゃんでなければ誰でもすぐに楽しめてしまいます。

「無限」と言ってもいいコンテンツは子どもに飽きさせないものになっています。

私は、テレビや動画は、適度な利用、メリハリのある使用であれば忌み嫌うものではないと考えています。

しかし、「依存」はしたくないですよね。

でも・・取り上げようものならば、大泣き、わめき散らし、ケンカ・・・。

そういった経験をお持ちの方も多いでしょう。

そこで今回は、

今すぐできる!テレビ・動画見たい問題解消法。

と、

常日頃から心がけること。

をお話しします。

 

現代社会をたくましく、子育てに奮闘しながら生きる。誰よりも尊敬できる親御さんへ。

少しでも解決に導ければ、と思っていますので、是非最後までご覧ください。

 

今すぐできる解消法

それでは、今すぐできる解消法を3段階の概ねの月齢毎に記していきます。

ルールや時間を自分で決めさせる(幼児以上)

 

いかに納得させるかが大きなポイントです。

自身で納得してやめる。これが1番の理想。

その為には自分自身でルールを決めさせるのが良いでしょう。

何時まで。

どこまで。

これをできる限り自分で決めさせましょう。

子どもも、自分で決めたルールを簡単に破る「かっこ悪さ」は自覚しています。

親や人が決めたルールだと、

「なんでだよ・・」

とふてくされ気味になるかもしれませんが、自身で決めたのならば納得せざるをえません。

ルールを破るかっこ悪さ。

ルールを破るのはかっこ悪いこと。

幼児以上になればそういったことを自覚しながら生活していくので、

”自分自身でルールを決める”

というのが効果的です。

 

二者択一(おおむね2~5歳)

自分でルールを決める。ということがまだ難しい場合は、大人がルールを決めなければなりません。

しかし、大人が勝手に決めると、

「なんでだよ・・・」

と、ふてくされの感情を強く持つようになるのも事実です。

そういった時には二者択一をこちらで用意します。

過去に、こちらの記事で子どもが選択することの大切さ。をお話ししましたが、それを実践するのです。

「今テレビ見て、あとで見ないのと、あとで見て今我慢するのどっちがいい?」

「今〇〇してあとで見るのと、今見てあとで〇〇するのどっちがいい?」

「じゃあ時計の針が3までいってやめるのと、今すぐやめるのどっちがいい?」

質問の仕方には、大人ならではの知恵や工夫も必要かもしれません。

子どもが選択したら念を押した上で尊重しましょう。

こちらも約束をしたら破らないようにしましょう。

こうすることで子どもは、

「自分で決めた」

に、近い感覚になり、納得しやすくなります。

 

他へ興味を促す(2歳未満)

今や2歳くらいでも器用にスマホやタブレットを使いこなします。

好きな動画へと自力でたどり着くことができる子も珍しくないです。

2歳未満では自分でルールを決めることも、二者択一から納得して選ぶことも難しいかもしれません。

その場合は、ひたすら他の興味のあるものへ心を促すことが大切です。

絵本、おもちゃ、アイテム。

子どもが興味を持ちそうなものへ導いてあげましょう。

 

常日頃から心がけること

いろんな体験をして好奇心をくすぐる

常日頃から子どもが大好きなものをたくさん知っておく作っておく。

テレビ・動画以外で楽しめるものをたくさん持つことが得策です。

その為には、好奇心をくすぐるような体験、言葉掛けが大切になります。

テレビや動画コンテンツ以外に子どもがはまれるものはないか、をテーマに子育てをしてみるのも良いでしょう。

【現役保育士による】大切にしたい子どもの好奇心!3つの育成法

 

困った感を出さない

子どもがわめき散らすのは、子どもはその方が願いが叶う可能性が高いと踏んでいるからです。

たしかに、スマホ1つで納得するのであれば、そういった選択をするのも間違いではないかもしれません。

しかし、ずーっとそうでは困りますよね。

わめき散らす=自分の思い通りになる。・・とならないように、

子どもがぐずり、わめいても、大きく慌てず、困った感を出さずに冷静に対処することが大切です。

 

日頃からメリハリと切り替えを大切に

今、そういった事が無くても、長い子育てでは、「テレビ動画見たい問題」はいつかはやってくることでしょう。

それを苦なく乗り越えるには、常日頃からメリハリをつけることが大切です。

時間を決める。

ルールを決める。

いけないものはいけない。

 

一方で、

 

よし!やっちゃおう!

う~ん。分かった!いいよ!

 

こちらが折れたり、子どもの声に耳を傾ける必要もあります。

常に厳しく接する必要はないのです。

考えた上で、こちらが折れる場面も出てくるでしょう。

 

しかし!

 

そういった時には、きちんと言葉を尽くして、大人のこちらが切り替え、思いっきり許す。子どもの考えを尊重することも大切です。

尊重することで、子どもの自己肯定感が高まります。大切にされているんだ。といった思いが強くなります。

結果、

我慢をしたり、約束を守る場面もあるんだ。

ということを理解しやすくなります。

 

常日頃から気持ちの切り替えを大人も子どももできるようになりましょう。

メリハリをつけた過ごし方が後々生きてくるのです。

 

まとめ

今回は、テレビ見たい、スマホみたい、ゲームしたい、などのダラダラ続く悩みを解消する方法を記してみました。

月齢毎に対処法は少し異なるので、困った時には参考にしてください。

また、こういった困りごとは今は無くとも、今後大きく出てくるかもしれません。

常日頃からメリハリをつけた行動、切り替えを意識した活動をすることをおすすめします!

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