【現役保育士による】弟、妹ができた時の上の子の精神不安解消法

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子育てに奮闘中。

そして2人目を身籠った。産まれた。

そんな時に現れやすい上の子の精神不安。

 

急に泣くことが多くなった。

わがままになった。

赤ちゃん返りするようになった。

 

こういったことがよく起こります。

 

今回は、2人目の子どもができた時のお兄ちゃんお姉ちゃんの不安定な精神状態の解消法をお伝えします。

落ち着いて、冷静にかまえてあげれば乗り越えられることですが、もう少し深掘りした、テクニックや考え方をお話しします。

 

今まさに困っている方。

今後、起こりやしないか不安な方。

 

是非最後までご覧ください。

 

精神不安が起こる理由

子どもは大人と違い「理屈」が分かりません。

大人は、

お兄さんだからわがまま言わずに過ごしてほしい。

どうしても下の子から離れられない。

こういった思いでいます。

大人なら、当然の理屈、感情として理解できます。

でも子どもは、

なんで今まで通り接してくれないの?

弟ばっかりずるい。

僕のこと嫌いになったのかな?

こう思ってしまいます。

 

「お兄さんだから」、「お姉さんらしく」、と言われて頑張って理解しようとしますが、上手に消化できません。

初めての出来事だし、それをうまく消化できるほどの経験も理解力もまだないのです。

大人でも、初めてする事、初めて起こる出来事にはパニックになったり緊張したりしますよね。

事前知識のないものであればなおさらです。

子どもにとってはこれがそう。

親がいつもと違う様子。

これが初めての経験です。

思ってもみない出来事なのです。

ただただ不安になってしまい、わがままを言ってアピールをしたり、赤ちゃん返りをしたり、今まで以上に振り向いてくれるよう必死になるのです。

 

ですので、まずは、子どもも不安定になって当然だ、というのは理解してあげましょう。

起きて当然だと分かってあげましょう。

次の項からは、分かってあげた上でどういった対策を講じれば解消されていくのか、をお話していきたいと思います。

 

 

とにかく抱きしめてあげる

単純、簡単ですが、とにかく子どもを抱きしめてあげましょう。

 

甘やかすことになっちゃうんじゃないかな?

 

そんなことありません。

 

子どもの気持ちにこたえてあげる立派な優しい子育てです。

 

子どもは大人よりも、目の前の現象に対する消化の仕方が分かりません。

我慢する事。

親のために理解して動いてあげること。

これが大きなストレスとなってしまいます。

そのストレスを緩和させるのには抱きしめてあげることがベストです。

成長と共に良くも悪くも抱きしめられることに恥ずかしさを感じるようになります。

今、たくさん抱きしめてあげても何か悪い影響がでるわけではありません。

子どもの甘えやぐずりは、今まで以上に子どもが頑張っている証拠。

こちらも今まで以上に抱きしめてあげましょう。

 

目標を低くする

2人目以降を身籠る、もしくは産まれる時。お兄ちゃんお姉ちゃんも成長の真っ最中だと思います。

食事、着脱、排泄、など、より一層の成長を促し、トレーニングに励んでいる最中かもしれません。

順調に進めているのなら問題はないのですが、急に赤ちゃん返りが起きてしまい、今までできていたことが急にできなくなることもあります。

そんな時は、一旦小休止して問題ありません。

身籠って大変。

下の子から離れることができない。

そういった時は無理して今まで通りを求めると、かえって子どもは反発し、こちらもイライラして、うまくいかなくなってしまいます。

食事、排泄、着脱などのスキルを身につけていくためには、子どもも大人も精神状態が重要です。

精神が安定してくれば、自ずと覚え、学習していきます。

現状は無理して進めず、目標を低く設定する方が得策です。

 

役割を与える

子どもなりに、「お兄さんとして」、「お姉さんだから」、という自覚は出てきます。

でも、

何をしたらいいのか分からない・・・。

 

そういった不安が出てきます。

 

そんな時には何かの役割を与えるのが良いでしょう。

お父さん、お母さん、赤ちゃんがやってもらって喜ぶこと。

お手伝いと言ってもいいでしょう。

食事の準備、おでかけの準備、オムツを取りに行く、誰かを呼んでくる、・・・など。

条件としては

  1. 子どもができること
  2. やってもらえて助かること

そして、必ず「助かるよ」「ありがとう」「〇〇ちゃんがいて本当に嬉しいよ」、と役割を果たせた後は、きちんと言葉を尽くしましょう。

そうすることで子どもは、

自分も赤ちゃんやママのためにできることがあるんだ。

お兄ちゃんとして、お姉ちゃんとして、家族の一員なんだ。

といった自信が芽生えてくるのです。

自信がつくことで、精神的な不安は解消されていくのです。

 

まとめ

本日は、簡単にではありますが、お兄ちゃん、お姉ちゃんになった時(なる時)の子どもの精神不安の解消法をお伝えしました。

親御さんの精神不安は子どもにも伝わります。

まずは頑張りすぎずに、今の子どもにたっぷり愛情を注ぐことを心がけましょう。

そして、役割やお手伝いを与えることで、自信をつけてあげましょう。

そうすることで子どもは現実を安心して受け止め、素敵なお兄さんお姉さんへと成長していきますよ。

 











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