【現役保育士による】兄弟げんか よりよい対処法 良き考え方とは?

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本日は、

「兄弟げんかのよりよい対応とは?」、を主内容で記事を進めていきたいと思います。

「兄弟仲良く」が理想的。

いつも仲良く過ごしてほしい、と願いつつも・・・毎日のように戦いが始まり、常に「兄ちゃんが姉ちゃんが!!!!」、「弟が妹が・・・」、とてんやわんや・・・、親としても心が折れそうになりますよね。

終いには、「育て方を間違ったのでは・・・」、と自己嫌悪に陥ってしまう方もいるのではないでしょうか?

本日は、兄弟げんかのよりよい対処法、兄弟げんかの良き考え方をお伝えします。

兄弟げんかによる子育てストレスが解消されるような内容となっていますので、お悩みの方は是非最後までご覧ください。

※今回の記事は、「兄」、「弟」といった表現が多いですが、「姉」、「妹」、と置き換えて頂いても大丈夫です。

冷静さを取り戻すことを意識

ペースを落とす

「けんか」というのは冷静さを欠いたやり取りになります。

ですので、まずはペースを落とす、ということを意識しましょう。

ペースを落としたやり取りであれば、けんかは互いの思いをぶつけるとても有意義な行為となります。

ペースアップ(ヒートアップ)してしまうことで、どちらかがケガをしてしまう、ということが多くなります。

仲裁に入る際は、慌てず冷静に、を意識し、子どもたちのペースも落としてあげるように努めましょう。

 

冷静に言葉を引き出す

気持ちを言葉に出すことでスッキリします。

言葉がまだしっかりはっきり言えない月齢の子でも、きちんとお話を聞いて、「言葉」を引き出してあげましょう。

例え、何を言ってるか分からなくても、「言葉を引き出す」ということが大切です。

なぜならば、気持ちを言葉にすることで、冷静さを取り戻しやすくなるからです。

 

双方の気持ちを受け止める魔法のことば

〇〇だったんだね

言葉を引き出したら、「〇〇だったんだね」、とオウム返しでいいので子どもに返してあげてください。

とにかく、子どもの気持ちをそのまま100%受け入れてあげることが大切です。

それによって子どもは、「理解者がいる」、と感じるようになり、納得しやすくなります。

 

兄弟げんか対処のコツ

ここでは概ね、お兄ちゃんはこういう対応の方が、弟はこういう対応の方が比較的負担なく解消できますよ。といった「コツ」を紹介していきます。

しかし、子どもの性格によって気持ちの受け止め方は少しずつ違ってくるので、あくまで参考までにご活用ください。

兄の立場(言い分)を気持ち強めに理解

言葉や理屈で理解してくれない弟にいら立っている場合が多いので、兄に対しては、とにもかくにも気持ちを理解してあげる、がベストな対応になります。

困った時は弟よりも兄の気持ちを強めに理解してあげると吉です。

どうしても、月齢を重ねると「我慢」ができるようになるため、自然と我慢を強いられることが多いのが年長者。

兄、姉は不遇なことが多いのです。

兄、姉は我慢をしていることが多く、爆発する時は感情を抑えられなくなってしまった状態です。

「お兄ちゃんなんだから」はNG。

きちんと理屈や気持ちを理解する。

「〇〇だったんだ」ときちんと聞いて応えてあげましょう

 

弟は頭で追いつかない分、気分をそらす方向に

弟はなんとなく兄に憧れている部分があり、感覚的に「僕も」「僕だって」と対抗しようとします。

それがうまく伝わらず、兄と揉めてしまう、ということになりがちです。

もちろん兄同様気持ちを受け止めてあげるのは必要ですが、兄よりも、感覚>理屈、であるため、細かい理屈で納得させるよりも気分を変える。といった対応がスッキリに導けます。

物の取り合いならば、きらびやかな代替物を与えてみる。

何かがやりたい、といったことならば、別の楽しいことや素敵なもので気分を変えさせてみる。

兄の理屈を伝えるのは大切なことですが、一旦気分転換してスッキリさせてからの方が伝わりやすくなります。

 

一概に兄弟の性格は様々で、「これ正解」といったものはありませんが、兄は理屈で怒り、弟は気分で怒る、場合が多いので、それぞれの対応が理想的です。

「けんかをしてこそ」の精神を

子どもも大人も失敗してこそ成長します。

大人になるとなかなか失敗もできないので、子どものうちにたくさん失敗しておくのは良いことです。

兄弟でも、お友達でも、「けんか」、というのは人付き合いの失敗です。

そうした経験を積むことで、相手の気持ちを理解する、自分の気持ちを伝えることの大切さを身をもって知ることになります。

けんかしてこそ得られる社会性とも言えるでしょう。

 

ママ友にとって

余談ですが、保育園で過ごしていると、いろんなママさん、ママ先生たちの話を耳にしますが、兄弟を持つ親御さんは、けんかにすごく寛大なように感じます。(男兄弟であれば尚)

お家で毎日のように、叩いた叩かれた、痛かった、ケガをした、といった戦いを経験しているからです。

良い意味で、デリケートな子育てをしている暇がないのです。良い意味で・・・。

結果知らず知らずのうちに親御さんが鍛えられていくようです。

そんな親御さんは、他のママたちからすごく好かれます。非常に付き合いやすいようです。

どうしても、子ども同士のけんかとなると、「相手の子どもを傷つけてしまってないか」、と不安になっちゃいますよね。

しかし、兄弟を持つ親御さんは、「子ども同士だから」とほとんど気にもとめずに平穏に付き合えるようです。

兄弟を持つ、特にけんか真っ盛りの兄弟を持つ親御さんは、ママ友たちからすごく慕われているようにうつります。

 

まとめ

兄弟げんかばかりの日々だと、親としてもいろいろ悩んじゃいますよね。

もちろん、子育てにおいて、けんかをすると良くない、とか、けんかしないとダメ。という事はありません。

しかし、子ども同士のけんかは、子ども自身を成長させ、親も鍛えられていくメリットのある行為でもあります。

親御さん自身が、きちんと兄弟げんかを理解することで、そのメリットはより輝いていくことになるでしょう。










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