【現役保育士による】赤ちゃんの時から語りかけたい素敵な言葉

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子どもの言葉。

愛らしくてかわいいお話。

子育てにおける気になるテーマの1つではないでしょうか?

個人差があるものとはいえ、確かなかたちで習得、覚えていってほしい!

それが親御さんの願いでしょう。

本日は ”赤ちゃんの時から語りかけたい言葉”、と題して記事を進めたいと思います。

”言葉の習得には個人差がある”、ということが大前提ですが、言葉の意味をしっかり理解できるようになるのは3歳くらい。と言われています。

しかし、脳の神経細胞が完成するのは1歳くらいだと言われています。

ですので、赤ちゃんの時から丁寧で積極的な言葉がけはすごく大事で効果的です。

過去にも、こちらで、子育てで伝えたい大切な言葉について記していますが、今回は赤ちゃんの時からの、赤ちゃんの生活に沿ったかたちで紹介していきたいと思います。

大人になれば、当たり前のように使っている「言葉たち」ですが、それを意識して語りかけることで、赤ちゃんはより言葉を理解しやすくなり、良い生活習慣も学習することができるのです。

赤ちゃんの生活と語りかけたい言葉

午前

起床

おはよう(ございます)

赤ちゃんの目を見ながら笑顔で話しかけましょう。

より丁寧に「ございます」、をつけるとより良いですが、子どもらしさや元気よさを伝えるには「おはよう」だけでもいいでしょう。

「おはよう(ございます)」の挨拶ができるか否かは、大きくなってからもよく見られます。赤ちゃんの時から語りかけ、自然と言えるように導きましょう。

食事(授乳)

いただきます

手を合わせて「いただきます」。軽く頭を下げると良いでしょう。

「食べ物への感謝」・・・の理解はまだ難しいですが、習慣化して近い将来教えてあげましょう。

よそに行ってもきちんと「いただきます」と言える子になるのが理想ですね。

 

めしあがれ

食べていいのか、いけないのか、の合図の言葉。となります。

赤ちゃんにとって、目の前の食事、手を出していいのかいけないのか。そのサインにもなります。

介助する場合は、「めしあがれ」の言葉の後に口に運んであげると、より戸惑わずに食べられるようになるでしょう。

 

おいしいね

食事の「快」を言葉に表しましょう。

食事は本来楽しいもの。それを言葉にすると作ってくれた人も一緒にいる人も幸せになれます。

おいしいものを食べた時は積極的に「おいしい」、と言える子になると素敵ですね。

 

もぐもぐもぐ

しっかりかむ合図。噛むしぐさを真似するといいでしょう。

これは他とは少々趣が違いますが、きちんと食事中に言ってあげたい言葉です。

保育園で生活をしてると感じます。噛まずに飲み込もうとする子、食べ急ごうとする子、結構多いです。

落ち着いてしっかり噛むことを教えるのは大事なことです。

「もぐもぐもぐ」、とゆっくり語りかけることは、後々まですごく良いことになりますよ。

 

ごちそうさま

いただきます。とセットで毎日言うようにしましょう。

これも後々は ”感謝” の意味を教えられるといいでしょう。

また、食事の後半飽きてしまうと遊びだすこともあるので、切り替え。もうおしまい。の合図としても活用すべきです。

お散歩

こんにちは

いろんな人とのコミュニケーションの基本の言葉となる「こんにちは」。

しかし、この言葉。意外に親子では交わす機会が少ないんですよね。

「おはよう」や「おやすみ」は言っても、家の中で親子だけでいると「こんにちは」はなかなか言う機会がありません。

お外に出る時は、親御さんが積極的に「こんにちは」をご近所さんに言って、コミュニケーションのお手本を見せましょう。

 

さようなら(ばいばい)

また会おうね。の意味も込めて。

別れの時も笑顔になれる素敵な言葉です。

また、この言葉によって、「帰る時間なんだ」、「今日はお終いなんだ」、といった切り替えの合図にもなります。

 

いってきます(いってらっしゃい)・ただいま・おかえり

お外に出る人を送るとき、送られる時、戻ってきた人を迎える時、迎えられる時。笑顔で声をかけるようにしましょう。

誰もいなくても元気な声で言うようにする。それだけで人とのつながりを感じられる大事な言葉です。

午後

入浴

気持ちいいね

「快」の気持ちを表現しましょう。

お風呂嫌いの子どもはたくさんいますが、お風呂も本来はさっぱり気持ちいい「快」体験です。

お風呂でも積極的に幸せな体験を言葉にして、自分やまわりの人に幸せを伝えましょう。

 

きれいにしようね

汚れてる所をきれいにするんだ、を少しずつ理解できるようにしましょう。

それとともにお風呂に入る意味も少しずつ理解できるようになります。

当たり前のことのようですが、きちんと伝えることで、”1日の終わりや汚れた時はお風呂”、を習慣づけることができます。

 

〇〇洗おうね

どこを洗うかを毎日繰り返し語りかけることで場所が伝わるようになります。

身体の部位を覚えるのにすごく効果的です。

また、子どももどこを洗われるか言ってもらった方が安心します。

 

気持ちよかったね

お風呂後のさっぱり感も、やはり言葉で伝えましょう。

こちらも先と同様「快」体験の幸せな言葉を積極的に伝えることで、自然と子どもに、お風呂=気持ちいい と意識づけることができます。

 

新しい洋服着ようね

「新しい」を「きれいな」、と言い換えても良いでしょう。

お着換え=フレッシュな気持ちになる を言葉で伝えましょう。

お着替えを嫌がる子も結構いるので、お着替えの意味や大切さをポジティブな言葉で伝えられるといいですね。

暗くなってきたら

おやすみ(なさい)

寝る時はメリハリが大事です。切り替えと言ってもいいでしょう。

その為にはあいさつ(言葉)がやっぱり大切です。

赤ちゃんによりそって「おやすみ」と優しく語りかけましょう。

 

こんばんは

夜に出歩くことは少ないと思いますが、これも「こんにちは」同様ですね。

昼と夜では街の雰囲気も伝える言葉も違う、ということを少しずつ理解できるようにしましょう。

 

ねんねしようね

おやすみに続けて伝えると効果的な言葉です。

赤ちゃんだと「おやすみ」よりも「ねんね」の方が感覚として伝わりやすいかもしれません。

また、「ねんね」と一緒に添い寝することで、次第に「ねんね」が横になる行為だと理解できるようになります。

子どもは真似っこの天才です。

「ねんね」の言葉と一緒に横になることを真似してもらいましょう。

その他

オムツきれいにしようね

オムツの汚れの不快を脱する言葉です。

まだまだオムツ替えのアピールを、はっきりと言葉で言えるようなるには時間がかかりますが、オムツ替えの度に「きれいにしようね」、と語りかけることで、オムツ替えは「快」なんだと理解できるようになります。

この繰り返しがおむつはずれの基礎にもなります。

 

いいおしっこ(うんち)でたね

感謝や褒める意味合いを込めて。

これもおむつはずれの基礎となる伝えたい言葉です。

教えてくれた、いい排せつができた。それを褒めることで、トイレや排泄物に対する恐怖心が自然と取り除かれていきます。

 

楽しいね(感情を表す)

楽しさを言葉で表しましょう。

自分だけじゃなく、まわりの人を幸せにできる言葉はやっぱりすごく大切です。

おいしいものや気持ちいいもの同様。楽しいことを「楽しい」と言えるように。子どもと遊んでいる時。笑っている時。積極的に言葉にしましょう。

 

ごめんなさい

謝る。いけないことをした時の言葉がある。これも大切ですね。

悪気はなくてもちょっと迷惑をかけた。そんな時に、「ごめんなさい」。

自分がいけないことをした。そんな時に、「ごめんなさい」。

繰り返し伝えることで言葉の意味を少しずつ理解できるようになります。

それとともに、相手の気持ちを理解できるようになる大切な言葉です。

 

ありがとう(ございます)

みんなが気持ちよくなる言葉。礼儀としても最も教えたい言葉ですね。

人と人とはつながっている。自分だけでは生きてはいけない。・・・・ということの理解はまだ先でしょうが、毎日人に感謝の言葉を伝えられる子になるため、積極的に言いましょう。

 

〇〇だね(ものを教える)

これは言葉の習得のひとつのコツ。

言葉を教えたい時、何を話していいか困った時。「〇〇だね」と語りかけてみましょう。

「にんじんだね」、「車だね」、「お風呂だね」、これだけでも言葉の意味、名前を覚える糧になります。

 

最後に

赤ちゃんの時は、言葉がけに対してのはっきりとした反応はあまりないかもしれません。

しかし、繰り返すことで理解できるようになります。

次第に真似するようになります。

それが言葉の基礎となるので、できるだけ丁寧で積極的な言葉がけをしましょう。

今回お伝えしたのは、簡単な当たり前のように使っている言葉。

その言葉を今一度丁寧に使い、語りかけてあげましょう。

素敵な言葉をたくさんたくさんお話しできると、もっともっと子育てが楽しくなりますよ。












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