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本日は、子どもが生きていく上でとても大切な力。
「承認欲求」のお話です。
承認欲求とは?
承認欲求とは、
「他人から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求のこと。
子どもだけではなく、大人も生きていく上で大切にしたいもの(力)です。
今回は、子どもの承認欲求を満たすための方法をお話しします。
子育ての中で、承認欲求を満たすことで、
- 子どもはより一層自信をもてるようになります
- いろんな物事にチャレンジできるようになります
- 愛されていると実感し、生き生きとします
承認欲求を満たす4つのポイント
それでは承認欲求を満たすためのポイント(方法)を4つお話していきます。
マンツーマンの時間を作ってあげる
甘えさせたり、きっちりと要求に応えてあげる時間が大切です。
一緒に絵本を見たり、映画を見たり、遊んだり・・・。私だけの時間を楽しみ、「わくわく感を共有する」が大事です。
当たり前のことのようですが、子どもとのマンツーマンの時間を意識して作り出すようにしましょう。
そして、とにかく一緒に楽しむ。わくわくを共有する。といった意識をもって接することが重要です。
「自分の楽しいことを一緒に楽しんでくれる」
「1人で楽しむよりも誰かと一緒の方がもっと楽しい」
こういった気持ちを子どもが持つことで、子どもはマンツーマンの時間を最高の時間だと感じられるようになります。
子どもは、そういった時間を作ってもらうことで、生きる上での大きな喜びを感じ、自分が愛されている、と実感できます。
簡単なことのようで難しいのかもしれませんが、まず意識して取り組んでみましょう。
メリハリもつける
でも、ずーーっと自分だけ、というわけにもいきません。
それは、大人にも都合があるから、ではありますが、それだけでなく、自分ひとりであそぶことも大切だからです。
ひとりあそびの効能に関しては、こちらでお話していますが、切り替えがあるからこそ、マンツーマンの時の喜びが増す。と考えましょう。
空腹のときがあるからご飯がおいしいのと一緒。
メリハリは大切です。
たくさん遊んで、マンツーマンで遊んで、たっぷり遊んで、切り替えるからこそ、次に楽しみが持てるようになります。
楽しみが持てるようになれば、次にまた思いっきり遊ぶことで子どもの承認欲求が満たされる。というわけです。
褒める一歩先、「認める」
基本的に人は褒められることで喜びを感じます。
そして、ただたんに褒めるよりも、素直な気持ちを伝えることで認められたように感じます。
ちょっと意味が分かりずらいかもしれませんが、要するに、子どもの行動そのままに対する素直な気持ちを口にすればよいのです。
お手伝いをしてくれた
「ありがとう、パパすごく助かるよ」
「ママと同じことができるんだね、すごいね。ありがとう」
肩たたきをしてくれた
「ありがとう、おかげでパワーアップしたよ」
「上手な肩たたきができるんだね。気持ちいいよ。ありがとう」
ありがとうに+して素直な気持ちを伝えることで認められたように感じます。子どもは自分の行動の意味を理解するようになるからです。
どういうことをしたら喜んでくれたのか?
どういうことが良かったのか?
を考えるようになり、それができた自分が誇らしくなるのです。
結果、「認められた」と思うようになり、承認欲求が満たされるのです。
言葉を尽くして過程を楽しむ
結果だけを追い求めると、結果が出せなかった時に大きなストレスとなり、よからぬ方へと反省するようになります。
よからぬ方というのは、結果を出すことが全てで、結果を出すために手段を選ばなくなる、ということです。
これは、「結果だけが素晴らしいこと」、という認識に偏ってしまい、結果を残せば褒められる、結果を残さなければ褒めてもらえない、という考えから生まれるものです。
子どもと一緒に物事を楽しむ中で、勝負、対戦、というものは必ず訪れます。そこで結果を出すことで褒めてもらい認めてもらうことで承認欲求は満たされます。
なので、「勝負事」、というのは承認欲求を満たすためには大切なことではあります。
しかし、結果だけを追い求めてしまうと、ゆがんだ承認欲求になりがちです。
だから、競争事、勝負事は、勝利を目指しながらも、過程を楽しむようにする。それを言葉で伝える。ということが大切になります。
「でも一生懸命やって白熱したね」
「次またやるの楽しみだね」
「汗一杯かいて気持ちいいね」
「お互い頑張ったね」 など。が理想的です。
勝負の結果だけにこだわらずとも、このように過程を楽しめるようになれば、積極的に勝負の場に飛び込むことができるようになります。
結果、勝てば承認欲求が満たされ、負けても楽しむことができ、次のチャレンジへとつなげることができます。
それはすなわち、承認欲求を満たせる機会をたくさん作ることができるようになるのです。
まとめ
子どもにとって、いや大人にとっても大切にしたい承認欲求。
これは生きる力となります。
周りの人から愛されていると感じ、褒められることで生きる喜びを感じ、認められることで更なる向上心が生まれます。
子どもとメリハリのあるマンツーマンの時間を作り、きちんと子どもの成果内容を言葉で伝え、競争の中でも過程を楽しめるようにする。
このような取り組みがとても大切になります。
承認欲求を満たされた子どもは、我々大人にとってもより一層かけがえのない存在。輝いて生きていける人間になることでしょう。